絵と文=大園喜八郎
秘密教団「赤満講」が、生け贄となった哀れな少女たちを使って荒ぶる神々を鎮める背徳と暴虐の歳時記。
ジャパニーズ・カルトの新境地!
【炎天晒し】
野晒しの 赤肌剥いて 毛虫責め
晒し刑は、大昔から罪人に科せられた原始的な刑罰の一つで、その理由を上げれば、次の通りです。
一、 テレビも新聞もない時代では、晒すことによって罪人の顔形を大衆に知らせる。
二、 素っ裸で晒すことによって、とくに若い女性には、性的な拷問の役割を果たす。
三、 さらに強姦しやすい体位で晒し、男衆はいつでもセックスを楽しむことができる。
四、 共犯者がいるときは、助けに来る仲間をおびき寄せる効果がある。
五、 罪人のそばに、金槌や鋸、鞭、蝋燭などを置いて、被害者の家族が恨みをはらしたいときは、いつでも使えるようにする。
六、 真夏あるいは真冬では、晒すこと自体が命がけの拷問となる。
さて、無人島に上陸させられた九匹のうち、三匹の素っ裸の少女、悦子、真理子、清美に与えられたのは、災天セックス晒しの極刑です。
晒す場所は海岸の砂地で、まず四カ所に柱を立て、生け贄の両手両足を大の字に引き裂いて柱に止めれば晒し刑の出来上がりです。下向きにして背中を晒すか、上向きにして腹部を晒すかは、皆さんのお好みで選んで下さい。
朝九時に始まってまず行なうのは徹底的な浣腸です。それはアナルセックスを楽しむ人のために、直腸を洗っておかなければならないからです。浣腸のおぞましさと苦しさに三匹の牝は泣き叫びますが、構うことはありません。排出された液体が無色透明になり、生け贄がこれを涙ながらに飲んだときやっと打ち切ります。排出された大小便は穴を掘って埋めてから災天干しを始めるのです。
もちろん、セックスしやすいように縛ってありますから、ワギナセックスでもアナルセックスでも、皆さんお好みの行為を何遍となく試していただいて結構です。
さて、昼過ぎになると生け贄の肌は紫外線に晒されて薄黒く焼け、ところどころに水泡が出来ては、それが潰れて薄皮が剥けて参ります。素っ裸の少女たちが暑さと痛さにヒィヒィ泣き始めれば、そろそろ災天晒しの効果が現われてきたのです。少女の薄皮を剥くと、卵の白身のようにすべすべした赤肌が出てくるでしょう。
そこで極めつけの拷問道具として登場するのは毒毛虫です。籠に入った数匹を剥き肌の背中にばらまけば、「ギャー」という叫びと共に手足をぶるぶると震わせ思わずオシッコをしゃーとぶちまけます。
無理もありません。この毛虫に刺されると猛烈な痛みが走り、真っ赤に腫れ上がるのです。可哀想にまだ十五歳の悦子さんには、あまりにも残酷な拷問でした。恥ずかしさをすでに通り越し、全裸の赤肌を好色の男たちの眼前に晒しながら痙攣を続けるのでした。
この拷問は夕方まで続き、哀れな生け贄たちはぼろぼろになって収容されるのでした。
(続く)
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