作= 鬼堂茂
【10】脅迫・1
「答えろよ」
恐怖と羞恥と苦痛に全身を震わせている秋子を眺めていた竹野の瞳が、凶悪な光を放った。
口に含まれていた乳首に歯が食い込んでいく。
「ヤメテーッ!」
猿轡の隙間から悲鳴を絞りだし、全身を弓なりにのけ反らせて、秋子は激痛に顔を引き攣らせた。しかし竹野は苦痛に喘ぐ秋子の姿態を眼で楽しみながら、さらに強く乳首を噛んでいく。
「ウグーッ!」
秋子は呻き、自由のきかない裸体を無茶苦茶に動かして、竹野を振り落とそうともがいた。が、秋子のその生温かい汗ばんだ肌は、竹野の野性をますます刺激してしまう。
竹野は、激しく身悶えする秋子の体を押さえつけるように、秋子の上に馬乗りになった。そして手を自分の後ろに回し、秋子の谷間に指を滑り込ませる。
秋子の肉のつぼみの中は、花蜜が熱く溢れかえっていた。竹野の指がヌルリとした熱い秘液に根元まで包まれる。
(続く)
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