投稿者=青山美紀子
【11】抑えられない排泄欲
恥ずかしさに肌は火照って赤らみ、じっとりと汗をかいていました。それでも私は必死にこらえていたのです。何とかして桂木にお浣腸を成功させてやりたい......彼を憎む気持ちとは裏腹の、そんな不可解な心理が身の内に渦巻いていたのでした。
ヌルッ......。
とうとう浣腸器の筒先が私のアナルに収まりました。「うっ......」と、声が漏れそうになるのを我慢していると、すぐに薬液がズズズッと不気味な流動音をたてて私のお腹に入ってきました。私はお尻を突き上げながら涙ぐんでいました。
ついにくるべきところへ、きてしまった――
「うん よく吸い込むぞ。胃揚の消化が今日はいいようだぜ」
桂木が昂ぶった声で言いました。
「あなた......」
私も初めての経験にすっかりうわずっていました。いやらしいお浣腸、絶対にされたくなかったお浣腸......にもかかわらず、私は興奮してしまっていたのです。
その日、私はベッドのシーツを少し汚しました。排泄欲を抑えきれず、ついにお漏らししてしまったのです。けれど、桂木はそのことをむしろ喜んでいるようでした。
「ばっちいな。国際線スチュワーテスも台なしだぜ」
済ました顔してフライトしているスチュワーデスが見せた、屈辱まみれの痴態。それが彼にはたまらなかったのでしょう。いかにもサディストの本領発揮というところでした。
(続く)
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