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▼ スナイパーアーカイブ・ギャラリー 読者投稿告白手記「肛道の恍惚」【14】


投稿者=青山美紀子


私は26歳のN航空・国際線スチュワーデス。私の人生は、インテリヤクザ・桂木との出会いによって大きく狂わされた――。あるCAが体験した、羞恥と屈辱まみれのアナル責め地獄! 『S&Mスナイパー』1980年6月号に掲載された読者投稿告白手記、いよいよ最終回です。


【14】もう二度と昔の自分へは戻れない......

「若いからすぐ消えるよ」

彼は言いますが手首の縄痕を一度パイロットに見つけられ、「どうしたんだ、君......」と変な目でジロジロ観察されてしまいました。

「別に......」

私はあわてて手首を引っ込めましたが、そのときの恥ずかしさはたとえようもありません。ですから目立つところは傷をつけぬよう、頼んでいます。彼もそのことには注意してくれていますが、2人とも興奮してくるとついエスカレートしてしまいがちです。

ことに1000cc以上の大量浣腸は、疲労が尾を引き、翌日のフライトに差しつかえることもあります。こんな淫らな生活を続けていると、やがて破滅が近づくのは間違いありません。

何とか桂木と手を切らないと......醒めているときの私は、自分にそう言い聞かせています。でも、彼の電話を受けると、私はスーツを着替えてサングラスをつけて変装し、彼とのデートにいそいそと向かってしまうのです。

私のアナルはもう、グチャグチャに荒廃しています。とても見られたものではありません。が、そのいやらしささえも、この頃の私にはひどくマゾヒスティックな興奮を誘うものになっているのです。

この告白、最初に申し上げたとおり、桂木の命令によるものです。もし活字になったら、きっと彼は目をとおすでしょう。彼の悪口を書いた私は、こっぴどく叱られるかも知れません。それでも私は正直に書きました。これからの私がどうなっていくのか、私にもまったくわかりません。いったいどうしたらいいのか、どなたかに縋りたい一心の今なのです。
(了)


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