1980年8月号 「穿たれたアヌス」【7】
1980年8月号 「穿たれたアヌス」【7】
お姉さまは、私のアヌスをじっと見つめ、コネコネといじくるのです!
●鮮烈な官能
部屋の内部はSMふうに工夫されていて、鉄のベッド、十字架のお仕置き台、壁につけられた拘束具、鞭、縄、おとなのオモチャなどがあるのです。部屋のまん中に透明の巨大なカップ型の浴槽もあり、ボタンひとつでぐるぐると回転する円型ベッドがあります。
この「ファッションホテル」には、ホモ、レズなどのカップルが多いそうで、客の半分は外国人でした。それだけに私たちは思い切ってプレイができたのでした。部屋のあちこちに嵌めてある大鏡はいやがうえにも、私たちの興奮を誘いました。
「ここならどんなこともできてよ……」
お姉さまはいい、私にはじめて、おとなのオモチャを使いました。
「怖いわ……」
私が震えると、
「怖いのなら震えぬようににしてあげる」
乱暴に縄でぐるぐる巻きに縛るのです。
「やめてください……」
「スケベなくせに!…」
私の両肢をこじあけるようにして、そのいやらしい道具をインサートします。先端が亀頭型になっていて、スイッチを押すと、ジジジ……と音をたてて先端が不気味にうごきまわるのです。
「痛っ……」
私は顔をしかめてうめきます。
「うっ……」
お姉さまは力いっぱい挿入します。
「あっ……」
「どう……感じて?」
お姉さまは髪を振り乱し、呼吸を荒げ、体じゅう汗びっしょりで責めるのです。
「許して……」
私は喉のおくから、声にならぬ声をあげます。体をうごかすと縄目が軋んで、とても痛いのです。しかしその痛みのおくに、うっすらと頭の中から溶解していくような、鮮烈な官能の歓びが湧いてくるのです。
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