魂の暗部を狙撃するSM情報ポータル SMスナイパー
▼ 1980年8月号 「穿たれたアヌス」【7】

1980年8月号 「穿たれたアヌス」【7】


198008_mania-02.gif
投稿=宇田島博子(20歳)
絵=石神よしはる

1980年8月号 「穿たれたアヌス」【7】

お姉さまは、私のアヌスをじっと見つめ、コネコネといじくるのです!

●鮮烈な官能

部屋の内部はSMふうに工夫されていて、鉄のベッド、十字架のお仕置き台、壁につけられた拘束具、鞭、縄、おとなのオモチャなどがあるのです。部屋のまん中に透明の巨大なカップ型の浴槽もあり、ボタンひとつでぐるぐると回転する円型ベッドがあります。

この「ファッションホテル」には、ホモ、レズなどのカップルが多いそうで、客の半分は外国人でした。それだけに私たちは思い切ってプレイができたのでした。部屋のあちこちに嵌めてある大鏡はいやがうえにも、私たちの興奮を誘いました。

「ここならどんなこともできてよ……」

お姉さまはいい、私にはじめて、おとなのオモチャを使いました。

「怖いわ……」

私が震えると、

「怖いのなら震えぬようににしてあげる」

乱暴に縄でぐるぐる巻きに縛るのです。

「やめてください……」
「スケベなくせに!…」

私の両肢をこじあけるようにして、そのいやらしい道具をインサートします。先端が亀頭型になっていて、スイッチを押すと、ジジジ……と音をたてて先端が不気味にうごきまわるのです。

「痛っ……」

私は顔をしかめてうめきます。

「うっ……」

お姉さまは力いっぱい挿入します。

「あっ……」
「どう……感じて?」

お姉さまは髪を振り乱し、呼吸を荒げ、体じゅう汗びっしょりで責めるのです。

「許して……」

私は喉のおくから、声にならぬ声をあげます。体をうごかすと縄目が軋んで、とても痛いのです。しかしその痛みのおくに、うっすらと頭の中から溶解していくような、鮮烈な官能の歓びが湧いてくるのです。


《次へ 一覧 前へ》
上へue.gif


yoko.gifカテゴリ一覧へ
yoko.gifTOPへ
広告出稿お問い合わせ
広告に関するお問合せ
ご意見・ご要望
プライバシーポリシー
大洋グループ公式携帯サイト
COPYRIGHT(C)2008
WaileaPublishing