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▼ スナイパーアーカイブ・ギャラリー 1988年6月号 読者投稿小説「母なる夜」【9】

作= Hibi Seiichi


ある夜、一人の受験生と彼の美貌の母の前に現われた恐るべき訪問者。平和な家庭を崩壊させる恥辱行為の数々は徐々にエスカレートし、母と子の禁断の関係までも強制する――。確かな筆致でスピード感のある凌辱展開を愉しませる官能バイオレンス・ロマン。『S&Mスナイパー』1988年6月号に掲載された読者投稿小説を、再編集の上で全13回に分けてお届けしています。


【9】脳が痺れるシックスナイン

「跨いだらチャックを下ろせ、息子の怒張を舐めてやるんだよ!」

渋沢がじれったそうに怒鳴った。和子は言われた通りにした。チャックを下げ、ズボンと下着を一緒に太股まですり下ろされながら、宏は呻き声を上げた。痛い程硬く膨張しているものを母に直接見られたことがショックであり、死ぬ程恥ずかしかった。しかも母の性器を見てこうなったのだということが、羞恥をさらに激しいものにした。だが、和子はためらいながら宏の怒張に指をそえた。

その瞬間、宏は今まで味わったことのない快感を覚え、怒張はヒクヒクと痙攣した。

(まあ宏ったら......)

和子はとまどった。息子の怒張がこれほど雄々しいとは思ってもみなかった。それに、いつの間にか下腹部にびっしりと生えそろった陰毛が、もう彼が子供ではない成長した男であることの証を立てていた。

「何をためらっているんだ。宏が待っているぜ。早く舐めてやれよ」

渋沢が怒鳴るように言った。

和子は思い切って怒張の先端の皮を剥くように反転させた。

(あっ、ううっ)

しなやかな、しっとりした指で怒張を刺激され、宏は背筋に痺れるような快感が走るのを感じた。女の指でいじられることがこれほど気持ちのいいものであるとは......。が、次の瞬間には脳天にまで響くような快感に貫かれ、思わず声に出して宏は呻いた。母の和子が怒張に舌をからみつかせてきたのである。

(続く)


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