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▼ スナイパーアーカイブ・ギャラリー 1988年6月号 読者投稿小説「母なる夜」【6】


作= Hibi Seiichi


ある夜、一人の受験生と彼の美貌の母の前に現われた恐るべき訪問者。平和な家庭を崩壊させる恥辱行為の数々は徐々にエスカレートし、母と子の禁断の関係までも強制する――。確かな筆致でスピード感のある凌辱展開を愉しませる官能バイオレンス・ロマン。『S&Mスナイパー』1988年6月号に掲載された読者投稿小説を、再編集の上で全13回に分けてお届けしています。


【6】必死の抵抗

「お願い、やめて下さい......私と宏は母子なんです......実の息子に母親の体を悪戯させるなんて、あまりに......」

渋沢は最後まで言わせなかった。いきなり立ち上がって和子の頬を強烈に殴りつけた。激しい音とともに続けざまに三発殴られて、和子は尻を宏のほうへ突き出したまま、苦しそうに畳の上に顔を押しつけて呻いた。白くふくよかな頬がたびたび殴られたために無残に腫れ上がり、唇から血がでていた。

「やめろ! やめないと......!」

とうとう堪らなくなって宏が立ち上がった。これ以上は黙って見ていられなくなって、勇気を振り絞ったのだ。

(宏......)

和子はそんな宏を頼もしく感じ、また嬉しくもあったが、宏が渋沢に到底かなわないだろうことはすぐわかった。

渋沢は宏に近づいた。その顔が凄くなっているのを見て宏は絶句した。恐怖が背中を貫いた。

渋沢はゆっくりと手を伸ぼし、宏の胸もとを鷲掴みにして、グイと引き寄せた。

「ひ......」と宏の唇から声が洩れた。渋沢は冷たい笑いを浮かべている。

「やめないと、どうするって?」
「......」
「言ってみなよ」

宏は返事ができなかった。恐ろしさにガタガタ全身が震えている。

「意気地がないくせに偉そうな口を利くんじゃない。わかったかい?」

宏はそう言われて必死に首をガクガクと縦に振った。渋沢が宏の胸もとを離した時、宏はその場にヘナヘナと座り込んでしまった。そんな宏に渋沢は、冷酷な口調で促した。

「さめ宏、早くおまえのその指で、お母さんのオ××コをこね廻せ。やらないと本当に痛い目を見るぞ」
(続く)


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