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▼ スナイパーアーカイブ・ギャラリー 1988年6月号 読者投稿小説「母なる夜」【7】


作= Hibi Seiichi


ある夜、一人の受験生と彼の美貌の母の前に現われた恐るべき訪問者。平和な家庭を崩壊させる恥辱行為の数々は徐々にエスカレートし、母と子の禁断の関係までも強制する――。確かな筆致でスピード感のある凌辱展開を愉しませる官能バイオレンス・ロマン。『S&Mスナイパー』1988年6月号に掲載された読者投稿小説を、再編集の上で全13回に分けてお届けしています。


【7】蜜壺を掻き回す息子の指

宏は泣きそうな顔で和子を見た。和子は切なく、そして火照った顔で宏の顔を見詰め返したが、やがて決心したように、

「宏、いじりなさい......心配しないで......お母さんは平気だから......」

尻を宏のほうに向けたまま言った。そして言い終えて無念そうにきゅっと唇を噛んだ母を見た時、宏は胸が詰まった。母が今どんなに恥ずかしく、悔しい気持ちでいるか、宏にもよくわかる。普通だったら半狂乱になるだろうに、和子は宏のために必死に堪えている。自分の事より宏の事を心配しているのだ。

「さあ早く宏......また、殴られるわ......」

和子にせかされて、宏は覚悟を決めたように唇を結び、丸く白い母の尻に顔を近づけた。

「お母さんがいいって言ってるんだ。宏、存分にやれよ」

自分のふがいなさを嘲笑うかのような渋沢の言葉を聞きながら、宏は震える手を伸ばしていった。目の前に母の性器と肛門がある。両手の人差し指でねっとりとした肉襞をくつろげるように開いていく。

「あ......ううっ......」

和子が悶えてかすかに尻をくねらせた。宏が肉襞を左右いっぽいにめくり返すと、真っ赤な粘膜がべろりと内側から晒け出て甘酸っぱい匂いが立ち昇った。その匂いは宏の鼻腔を強烈に刺激し、それはすぐ下半身に伝わった。

宏はさらに指を根元まで差しこんだ。湿って温かい粘膜が人差し指を包み込み、強く吸い上げるように締めつけてきた。

宏はグリグリと指をねじり狭い通路を広げるようにこね廻した。
(続く)


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