魂の暗部を狙撃するSM情報ポータル SMスナイパー
▼ 未亡人との熱い日々【6】
miboujin06.gif

告白=三田村祐二


29歳、女盛りの未亡人と体験した濃厚なSMプレイの日々――。大胆に責めること、受け入れられることの淫靡な悦びが華を咲かせ、やがて散っていくまでの刹那の思い出とは。『S&Mスナイパー』1980年11月号に掲載された読者体験手記を再編集の上で紹介しています。年上の女性が見せる恥じらいと懐の深さに甘える若きS男性の胸の鼓動が、SMマニアの楽しみと孤独を表現。最終回です。


【6】浣腸

部屋に入った私は、妙子のセーターとスカートを脱がせると、縦縄をはずして言った。

「なんだ奥さん、大切な縄をこんなに汚してしまって」

鼻先につきつけられた妙子は、

「だって……あんなこと公園でされたんだもの」

消え入りそうな声で言った。

私は、縄を濡らした罰として、改めて妙子を高手小手に緊縛すると、隅の柱に立ち縛りにして晒した。

ビールを飲みながら、

「結婚した時は処女だったのか」
「何人の男を知っているんだ」
「へっへっ、二十九の未亡人が、若い男にその素っ裸を晒してよう」

などと卑猥な言葉を投げつける私に、

「そ、そんなこと……」
「ああ、みじめだわ、つらいわ」

と言って、妙子は身悶えた。

さらに、座卓を足元に運び、両足を閉じられないように人の字縛りにした上で、女の秘所に手を伸ばし、木の芽の皮をムキ上げて、嬲ったり、ラビアをひっぱったりして弄んだ。

「ああっ、もうダメ。三田村さんひどいわ」

妙子は喘ぎつつ、とめどもなく愛液をしたたらせた。

そんな妙子をM字開脚に縛りなおすと、うつぶせにしてしまった。こうすると尻を高々と突き上げるポーズになる。

前門の蜜を指ですくい取り、私は妙子のアヌスを十分揉み込みながら、

「今日は浣腸をするぜ」

と宣言した。

「か、浣腸?」

その言葉を耳にした妙子は、一瞬ポカンとしたが、私が持参のバッグからガラス製の注射器型浣腸器を取り出すのを見て、

「いや、いやーっ。わ、私、便秘じゃないわ。お浣腸されるなんていやっ」

火のついたように騒ぎ出し、緊縛の裸身を打ち震わせた。

しかし私は、

「SMプレイの基本パターンだぜ」

冷酷に言うと、やや薄めたグリセリン液を浣腸器に五十CCほど吸い取って、妙子のアヌスに突き差した。

「ああっ、ひどいわ。ううっ、つらい……」

冷たい薬液の注入感に、妙子は泣いた。

注入を終えた私は、妙子の下肢の縄をほどくと、跪かせて言った。

「さあ、奥さん、おしゃぶりしな」

仁王立ちになった私はブリーフを下げて、怒漲した肉棒で妙子の頬をしばきながら言った。

高手小手に緊縛された亡人は、浣腸されたあげくに跪かされて口唇奉仕を強要されている。

「ああ、みじめだわ。こんな格好で……」

目に涙を浮かべた妙子は呻いた。

それでも唇をくなくなとさすりつけて、最初は上下の唇でグランス(亀頭)を包み込むと、舌をチロチロと這わせてくすぐりをかけてきた。しばらくすると、縛られた裸身をぐっと前に倒し、根元まで咥え込むと、頭を前後左右に揺さぶって、私をイカせようとした。

さらに、一度口を離すと、今度は怒漲の先端や脇腹を唇ではさみ込むようにしてしゃぶり始めていたが、

「お、おトイレに行かせて。出ちゃいそうなの」

眉根を寄せて妙子が訴えた。

私はその声を聞くと、風呂場から桶を持ち出し、妙子にまたがらせた。

「いやよ。このままでさせるなんてひどい」

妙子はそう言い、

「お願いだから、トイレに行かせて。もういじめるのはかんにん……」

とも言った。

だが私は、

「オレを先にイカせたらトイレに連れて行ってやる」

とうそぶき、妙子の髪をつかんで再び咥えさせた。

「ううッ……ううん」

という呻き声を上げながら、頭を左右に揺すりたくっていた妙子は、

「うっ」

と言うないなや、すさまじい排泄音と共に、多量の汚物をひり出した。私に後始末をしてもらった妙子は、

「こんな屈辱まで味あわされて……つらいわ、私」

涙を流しながら私の胸に顔をこすりつけて言った。

排泄という、最も人に見られたくない行為までも私の目に晒してしまった妙子は、以後私のパートナーとして、様々な責めを受け入れてくれた。

羞恥責めを中心として、ムチ打ちやロウソク責め、ある時は洗濯バサミで乳首を嬲ってやったりもした。

私たちのコンビは一年半も続いたが、今年の春まだ早い頃、妙子は田舎で再婚するのだとかで岡山に引き上げてしまった。やはり、女手一つで幼い子を育てるのは大変なのだろう。

二年前の夏、当時五歳だったその娘も七歳の誕生日が近かった。

文=三田村祐二


《次へ 一覧 前へ》
上へue.gif


yoko.gifカテゴリ一覧へ
yoko.gifTOPへ
広告出稿お問い合わせ
広告に関するお問合せ
ご意見・ご要望
プライバシーポリシー
大洋グループ公式携帯サイト
COPYRIGHT(C)2008
WaileaPublishing