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▼ スナイパーアーカイブ・ギャラリー 読者投稿告白手記「肛道の恍惚」【9】


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投稿者=青山美紀子


私は26歳のN航空・国際線スチュワーデス。私の人生は、インテリヤクザ・桂木との出会いによって大きく狂わされた――。あるCAが体験した、羞恥と屈辱まみれのアナル責め地獄! 『S&Mスナイパー』1980年6月号に掲載された読者投稿告白手記を、再編集の上で全13回に分けて掲載しています。


【9】メイド・イン・ホンコン

私は紙袋を掌に載せて何となく重さを量るような仕草をしました。が、その途端、ハッとして危うく袋を落としそうになりました。

「開けてみなよ」
「なんだか怖い......」

私は胸を詰まらせました。もう、中に何が入っているのか、手の感触だけでわかってしまったのです。
顔を曇らせて袋を開けると、案の定、中からは予想通りの物体が出てきて、私はガクガクと震えだしました。

「メイド・イン・ホンコンだ」

桂木は言いました。

「ひどい......」

私は一旦取り出したそれを袋に戻し、両手で顔を覆いました。袋の中に入っていたのは、大型ガラス浣腸器だったのです。

「便秘を治してやるために入手したんだ。いっぺんに350ccまでいける」
「ひどい......ひどいわ......お浣腸器なんて......そんなものイヤ......」

私は子供のようにかぶりを振りました。

「前から言ってたじゃねえか。便秘はおれが治してやると。それには浣腸が一番なんだ。美紀子だってスチュワーデスなら知ってるだろう。外人娘だってこの頃は便秘を治すのに浣腸をやってるんだ。いや、便秘の治療だけでなく、美容術を兼ねてな。美紀子も今以上にきれいになるぞ......」

桂木はまるで勝ち誇ったようでいつになく上機嫌でした。反対に私は、もうどうにもならぬという思いで目の前が真っ暗になっていました。
(続く)


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