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▼ 読者体験告白「SM+A感覚少女倶楽部」【1】

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作=Mっ子(まじめっ子)女子高生


部活として学校に認められるために合宿を決意した「新体操部」の面々。合宿場所は人里離れた山の中、これなら練習に打ち込める……と思いきや!? 女子だけのメンバー内で湧き上がった奇妙な感情とは。80年代の匂いに溢れた文体が懐かしい、『S&Mスナイパー』1987年7月号に掲載された読者体験告白を、再編集の上で全15回に分けてお届けします。


【1】新体操部、合宿に出かける

わたしはワープロ部と新体操部に入っている高校1年生です。昨年の夏休みに、新体操部のみんなで合宿した時の変な出来事を書いてみたいと思います。この時の体験がもとで、みんながヘンタイ少女になってしまったのです。

わたしたちが入学するまで、学校には新体操部は在りませんでした。中学の時一緒に新体操をやっていた友達3人とわたしとで、新しく作ったのです。他にも、未経験だけどもやってみたいという3人が入部してくれて、合計7人でスタートしました。

全員1年生の上、まだ実績もないので準部扱いで、部室もテニス部に同居させてもらっていました。それで、なんとしても秋の新人戦でいい威績を出そうと、夏休みに強化合宿をやることをみんなで決めたのです。

親戚の伯父さんに頼んで、伯父さんの、山の中にある今は使ってない養蚕場の建物を借りることにしました。すごい山の中だけれども、広さが小さな体育館くらいあって、わたしたちの合宿には最適でした。

夏休みになるとすぐ、10日間の予定で合宿に入りました。荷物などは先に伯父さんが運んでくれましたので、わたしたちは着替えやリボンなんかの手具を持っていくだけでした。

学校まで伯父さんが迎えに来てくれて、わたしたちは伯父さんのワゴン車に乗り込みました。とにかく10日間は自分たちだけで頑張れるよう、家族にも電話などしないように言って出てきたのですが、ほんとは、わたしたちだけで10日間頑張れるかどうか自信ありませんでした。

みんなの不安そうな顔を見て、伯父さんはいろいろ冗談を言ったりして気分をほぐしてくれて、合宿に着くころには、みんないつものキャピキャピ少女に戻っていました。
(続く)


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