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貴男の隣で仕事をしている同僚OLが、近所のきれいな若奥さんが、実は華麗なミストレス。そんな妄想を抱いて悶々としたことはありませんか?
元女王様のフリーライター・早川舞がおくる、素人女性たちのS性調査コーナー。普通の女性たちが抱くサディスティックな願望が、今白日の下に! |
――お名前と年齢、ご職業をお願いします。 中山いずみ(仮名)24歳、BA(ビューティアドバイザー)です。 ――落ち着いたお姉様って感じですね〜。Sっぽいって言われることないですか? 言われることはありますね。でも実際はどうかわかりません。ひょっとしたらSなのかもしれないけど、自分の持っているSのイメージとはかけ離れているから。 ――中山さんの持っているイメージって? 鞭や蝋燭なんかで相手をひたすら痛めつけたりとか……かな(笑)。 ――いや、むしろそれはごくごく少数派でしょう。世の中に定着しているイメージではあるけれど。じゃあ、そういうのを抜きにして、ご自分がSかもしれないと思われるのはどんなときですか? 相手を言葉でチクチク攻撃しているときですね〜。たとえば彼氏が浮気したってわかったとき、いきなり詰め寄ったりしないで、じわじわと逃げ道を断っていくんです。 ――表情がイキイキしてきましたね。 でも、日常の一部だからできることなのかもしれない。ちゃんと「SMする」って決めちゃうと、照れたり緊張したりでうまくできなくなりそうな気がします。 ――あくまでも日常の延長線上にあってほしい、と。 うん。でもファッションは大好きなんですけどね。上から下まで一式身に着けることができたら、もしかしたら「SM」できるかもしれない。服って人間の気持ちを変えるじゃないですか。 後編に続く(「スナイパーEVE」vol.19より再録) |
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