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貴男の隣で仕事をしている同僚OLが、近所のきれいな若奥さんが、実は華麗なミストレス。そんな妄想を抱いて悶々としたことはありませんか?
元女王様のフリーライター・早川舞がおくる、素人女性たちのS性調査コーナー。普通の女性たちが抱くサディスティックな願望が、今白日の下に! |
前編より続く ――じゃあ思いきって服を揃えて、新たな世界にチャレンジしてみるとか(笑)。 うーん、いざそう言われると迷っちゃいますね。っていうのも、私の友人で、SMについてかなりディープに悩んでいる人が何人かいるんですよ。そういう人を見ていると、安易に踏み込んでいい世界なのかな、って考えてしまうんです。 ――その人たちはどんな悩みを抱えているんですか? ひとりはMの女の子なんですけど、付き合う人になかなか自分がMだって言い出せない。言ったとしても引かれてしまう、って。もうひとりは逆で、彼氏がドSで困っている。彼氏のことは好きだけど、どうしてもその部分だけは受け入れられない、どうしよう、って。2人とも「こんなことなかなか人に言えない」って、かなり深刻に悩んでます。SMバーとか行ってみたことはあるらしいんですけど、求めていたのとはちょっと違う感じだったみたい。 ――開かれた世の中になったとは言っても、そういう部分はまだまだ難しいですよね、実際。 そういう人たちを見ているから、ヘンな自制心も働いちゃっていると思うんですよ。「この人は私を未知の世界に導いてくれるかもしれない(笑)」というようなMっぽい人に会っても、まず一度頭で考えちゃうんです。「いいのか? いいのか?」って。そうこうしているうちに冷めていく。 ――うーん、難しいもんですね。ところでそのMの人って、どんな人だったんですか? ガタイが良くて、一見Mっぽくない人だったんです。私、いかにも〜なMは好きじゃないんですよ。格闘家とかスポーツ選手みたいな、強そうな人がいい。そういう人が我慢に我慢を重ねて崩れていく様子を見るのが好きなんです。すぐに崩れちゃうのはイヤ。抵抗してほしいですね。 ――なかなかマニアックな意見ですね。それでは最後に、全国のM男性にメッセージをお願いします。 今後のためにカミングアウトの方法を教えてください。 (「スナイパーEVE」vol.19より再録) |
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