監督：タ−トル今田
発売日：2011年7月23日
品番：VGD−089
収録時間： 140分
定価：3990円（税込）
メーカー：HMJM

文＝遠藤遊佐

これまで300本以上の作品に出演してきたベテランAV女優・村上涼子。
人気の美熟女にして本物の人妻でもある彼女のすべてを、人妻大好きのタートル今田監督が撮った本作。うーん、これは観る前から期待が高まります。
というのも、以前リリースされた『卑猥なマドンナ　涼子』での2人のハメ撮りがめちゃめちゃいやらしかった。
撮影なのかプライベートなのかわからなくなってしまうような、リラックスしたセックス。これまで観た村上涼子の出演作のどれよりも、彼女のスケベさと可愛らしさ、そして小悪魔的な魅力が滲みでていたんですよね。
彼女に惚れこみ、撮影以降も公私ともに交流があったという今田監督。あれから3年が経ち、再会するのは実に2年ぶり。でも今回も、そんな月日を感じさせないプライベート感溢れるセックスを見せてくれてます。

久しぶりに会って最初のセックスは、目隠しドッキリプレイ。
ハメ撮りの最中に涼子さんに目隠しをし、彼女が最近お気に入りだという男優と入れ替わる監督。
300本出演の大ベテランなのに、別人と気づき「やだあ〜」と恥ずかしがる涼子さん。でもすぐに生来のエロさを発揮し、「棒みたい〜」なんて言いながら騎乗位でクイクイ腰を振りだします。
それを見て複雑な気持ちになりながらも、「いやらしいね」「変態みたいだよ」と声をかける監督。中出しした精子をマンコからすくって舐める仕草がエロい。

続いては、村上涼子をより深く知るために彼女の思い出の場所へ。
5年前、結婚してから初めて浮気をした場所だというホテルに2人でチェックイン。当時の不倫相手と行ったという中華料理屋で和気藹々と食事をし、一緒にふと目にした占い師の扉を叩く姿は恋人同士さながら。
男優や監督と疑似デートをするAVっていうのはよくあるけど、ここまでくると本当に付き合ってるんじゃないかとかんぐりたくなっちゃいます。ベタベタするわけじゃないのになんだかすごくリラックスしてる。
そして、ホテルに戻って本格的にいちゃいちゃするわけなんですが、ここで見せる酔った村上涼子の可愛いドスケベっぷりは圧巻です。

赤く染まった胸元＆デカ尻をプリプリさせながら、肉食獣のように今田監督ににじりよってきて、チンコから足の指までをペロペロ。「もうやだ、今田さん寝ちゃうんだもん〜」「もうアソコびちょびちょ……」こんなこと言われたらたまらんでしょう。
2人の卑猥なハメ撮りは健在です。きっと相性がいいんでしょうね。

翌日は、涼子さん思い出の公園に2人で出向き、改めてインタビュー。
「16歳で初めてセックスしてから彼氏が途切れたことがない」と笑う涼子さん。
飼い主（夫）はいるけど、自由でスケベで気まぐれ。そんな村上涼子を「猫みたいな女性。彼女といるのが好きで、彼女を撮るのが好き」という監督。

監督という男と女優という女の、とにかく濃厚な2日間。
「初めての相手とのセックスは格別だ」なんてことを言うけれど、まんざら知らない仲でもない相手とのセックスはもっともっといやらしい。そんなことを思ってしまう1本でした。