監督:羹灼
発売日:2010年7月9日
品番:TRE-31
収録時間:本編101分 メイキング7分
定価:10500円
メーカー:GIGA
文=遠藤遊佐
財閥の一人娘でバリバリのお嬢様・西園寺陽香。
世界各国を飛びまわる両親と離れ、じいやと暮らす彼女にはもう一つの顔があった。それは神様に選ばれた愛と平和の戦士・アフロディーテであるということ。
陽香はある日の通学途中、謎のガスを吸い込んだ人たちがゾンビのように列をなしてどこかへ歩いていくのを目撃する。その毒ガスは狐塚というマッドサイエンティストが発明したもので、吸った人間は彼の意のままに操られてしまうのだ。
神様の忠告も聞かず、勇敢に一人で立ち向かおうとする陽香。しかし、じいやを人質にとられ、抵抗できないまま狐塚の手で処女を奪われてしまう――。
“特撮ヒロイン”と“財閥のお嬢様”、強力な萌え要素を2つも持った女子大生が、変態マッドサイエンティストに凌辱されてしまうというわかりやすい設定。カラミのほうもGIGAさんにしてはわかりやすく(触手やメタリックチンコの怪人じゃなく、普通の人間に犯される)、マニアでなくともグッとくるポイントの多い1本であります。
凌辱物として観ても、真面目な処女だったヒロインが少しずつ女にされていく様子がなんともいやらしい。こういうシチュエーションが好きな人なら、絶対ハマるんじゃないでしょうか。
Vとしての完成度を上げているのは、なんといっても陽香を演じる市井まおちゃんの絶妙なお嬢様感。
最初画面に出てきたときは、それほどパッとしたタイプじゃないと思ったんですが、陽香お嬢様として動いているうちにどんどん可愛く見えてきます。全身からなんとなく育ちのよさそうな感じが漂ってるんですよね。
顔立ちも誰かに似てると思ったら、南明奈をちょっとぽっちゃりさせた感じ。ぽってり厚い唇にエロさとロリっぽさがあっていいんです。
狐塚に操られている人たちを助けるため一人で狐塚に立ち向かうものの、じいやを人質に取られてレイプされてしまう陽香。狐塚に無理矢理キスされ体を舐めまわされたりするわけですが、このへんの反応も素晴らしい。
「何なさるの! 許しませんことよ。今すぐやめなさい! おやめになって……!」
服を破られて「え?」って感じでうろたえる様子がたまりません。
「こんなに濡れてるじゃないか。お前、やっぱりスケベだな」「何なの……この液体……」
「ダメ、声を出してはダメよ……我慢するのよ……」
セリフ回しなんかはまだまだって感じなんですが、処女でまじめなお嬢様って感じがひしひし伝わってきます。役がハマるっていうのはこういうことなんでしょうね。
抵抗むなしく、立ったまま狐塚にハメられてしまう陽香。けがらわしいと思っているはずなのに、体の中からわきあがってくる不思議な感情に戸惑います。
「どうしたんだろう。セックスが気持ちいいとかじゃなくて、妙に解放された気持ち……」
うーん、深いですねえ。まがりなりにもさっきまで処女だったヒロインが、チンコを突っ込まれたくらいで陥落するわけがありません。
育ちがよくて優等生の陽香は、ちゃんとしなきゃいけないという責任感をいつも背負っていた。だからこそセックスの快感じゃなく、力づくで犯されるという被虐に酔ってしまったわけですよ。一発ヤラれて淫乱女になっちゃうよりも、こっちのほうが断然エロい。
処女喪失にもめげず、神の巫女として再度敵に立ち向かう陽香。しかし狐塚の電気ショックにやられ、今度は操り人形となった男たちに犯され、その一部始終をカメラで撮られてしまいます。仮面をとった、西園寺財閥の一人娘という素顔さえも……。
ラストシーンはバッドエンド。でも最後までしっかりいやらしく魅せてくれます。
やっぱりエロいですよ、この作品。
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