監督:宮本小次郎
発売日:2011年6月20日
品番:DVD JTDV-13
収録時間:145分
定価:5040円
メーカー:実録出版
文=淫語魔
12人の女優さんが包茎チンポに遭遇します。メンツは加藤なつみ、愛海一夏、東野愛鈴、葉月しおり、白川美夕、このは、川峯さくら、二宮みゆ、倖田李梨、中森玲子、桐原あずさ、鈴木ありす。ベテラン、新人、ロリ、熟女と幅広く、その反応もさまざまです。
初めて「包茎」という状態の存在を知るロリ系女子もいれば、「包茎」という名称は知っていても見るのは初めてという人。今までも「包茎」に出会ったことがあったもののそれがはっきり包茎チンポだとわからずにいたというベテラン女優さん、またこれまで包茎には何回か遭遇したことがあってもまじまじまとでは見たことがなく、これを機会に観察する人などが出てきます。
しかし今回の主役はなんといっても包茎チンポ。モザイク越しでもその立派さ(?)がわかるほどの被りっぷりなのですが、その見事な包茎チンポの持ち主は男優さんではなくどうやら宮本小次郎監督その人のようです。
最初はタオルでそれを隠しておき、女優さんとおちんちんにまつわる会話をしたあと「こういうおちんちんは見たことある?」とみずからその包茎チンポをさらします。そのときの女優さんのリアクションを見ながら最後はきっちりフェラ・手コキで射精。
この女優さんの包茎に対するリアクションが作品に色を添えています。
たとえばトップバッターの加藤なつみちゃんの場合、「こんなおちんちん、見たことある?」と皮で包まれた男根を差し出しても、なんだか浮かぬ顔。あまりにも反応が薄いので監督は「こう、なんつうのかな、皮がかぶってるでしょう?」と言うと、とても意外そうに「皮って、みんなかぶっているんじゃないですか?」と答えます。
この加藤なつみちゃんという女優さんは見るからにウブそうな女の子で、プライベートでの経験人数もたった1人と言うほど。そもそもからして比べる対象が少ないようです。
ところが小次郎監督はそんな彼女の返事にすかさず「やっぱ、かぶってるね、基本的には、結構大半の人がっていうか、かぶっている人多いよね」となんだかとても嬉しそう。
実はこの作品はこういった監督の一喜一憂する様が何度か映し出されていきます。
4人目の東野愛鈴さんの時は、「おちんちんの数はどれぐらい見たことある?」「えー100本はあるかなー」「ちなみにこういうタイプのヤツ、見たことある?」「……1回だけ」「えっ、100分のっ、えー100コぐらい見たうちの1回だけ? ……ああ、じゃ少ないんだ」と明らかに意気消沈している声。
そのうち愛鈴さんが無邪気に包茎チンポの皮を引っ張り「ぞうさんみたい。パオーン。パオーン」などと手慰みして無邪気に遊びだすと「嫌いじゃない? 差別しない?」と必死な様子。そんな姿を見ていると、これはひょってとして小次郎監督のコンプレックス解消ビデオなんじゃないかと思えるほどでした。でも実はここがこの作品のミソでもあるのです。
自分が一番面白いと思ったのは9人目になる倖田李梨さんの時。
皮から出した亀頭を李梨さんが舐めたあと、こんな会話がなされます。
李梨さんから「……なんかキレイになったよ。もう。いい? (皮を)戻して(笑)」。
「ええ、いやぁなんで戻しちゃうのぉ」
「いやなんかほらぁ、もうキレイになっちゃったし。はいっ」
「むいて」
「えっ剥くのぉまた。えっ、だってお掃除したじゃん」
「むいてぇー」
「じゃあ剥くだけだよ……はーい。……ほら、戻りたいって。ちょっと戻っているもん。自分で戻りたいって言っているよ」
「もどりたくない」
「戻りたくないの? でもほら見てみて。自動的にほら、戻ってるじゃーん」
「もどりたくないからむいて」
「あっなんか、あっ、ほら、隠れちゃった、隠れちゃった。もうなんかぁほらぁ」
「じどうじゃないよ。むいて」
「えっもう一回、ほらぁあああ、いくよぉー。ほらぁ。どんどんどんどん、もうなんか返りたいって」
「かえりたくなーい」
「うっそー、返りたくないって言ってるよ。体は。ほらぁ。えっへへへ。えへっ。もうなんか、眠たいみたいだよ。もうお休みなさいって」
「むいてもむいても、もどっちゃう」
「んん、ほらぁーーーー」
「むいたらキモチイイのにね」
「剥いたら気持ちいいの?」
「むいておそうじしてくれるとキモチイイのに」
「お掃除したじゃん。あっすごいキレイ、ほら。もうこんなにキレイになって。ねぇ。ほらあ、ねぇ。うふっ」
「おかしいなぁ。ああ、ああむいたりもどったり」
「楽しーい。なんか戻ったり、出たりする。くふっ、かわいい。ねぇ、ああすごいすごい。なんかほらぁかぶっているほうがかわいい」
このときの監督の声が完全に幼児化していて、ちょっと気持ち悪い感じもしなくもありませんが、こういったコンプレックスの部分を会話でやりとりするあたりが、単なる包茎射精ビデオになっていないところだと思います。個人の性的劣等感はそれを異性に受容してもらえると最大の愉悦となるということでしょうか。もちろんこれはAVですので最終的にはフェラチオ・手コキで射精するのですが、その直前にこのような包茎を肯定する発言が女優から飛び出し、その上での手コキ愛撫なので監督も本当に気持よさそうな反応をします。
その点においてまさにタイトル通り「包茎射精天国」となっている作品だと思いました。
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