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▼ 特選AVレビュー『獄少女5(アートビデオ)』
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監督:東園賢
発売日:2011年2月28日
品番:ADV-R0562
収録時間:90分
定価:17,115円(税込)
メーカー:アートビデオ

文=淫語魔


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この作品は最初からあまり状況説明がありません。
いきなり、セーラー服を来た女子校生らしい少女が道を歩いているところから始まります。カメラは道の茂みから少女の歩く姿を追いかけるだけ。不協和音の不気味なBGMが流れ、『獄少女 5』というタイトルカット。
そこで曲がぷっつりと切れたかと思うと、畳の上にある少女の手の接写カット。どうやらどこかの部屋にセーラー服を着たまま寝かされているようです。
次に足下のカット。少女は畳の上なのに黒い革靴を履いたままです。
そして少女の腹部。セーラー服が少しはだけて下から素肌が見えます。よく見るとお腹のあたりがわずかに上下しています。つまり寝かされているだけで呼吸はしているようです。
画が変わり、寝ている少女の全体のフルショット。ここではじめて顔が見えるのですが、口元に白い布が置かれています。

この間、ナレーションひとつありません。見ている視聴者はここでいろいろ想像することになります。
まずどうやら少女は何者かによって拉致されてるらしい。口元にある白い布はクロロホルムのような薬品がしみこませてあるのだろう。その何者かは、少女が歩いているところを後ろから襲い、薬品を嗅がせて意識を失わせた。そしてそのまま、畳のあるこの部屋に連れ込んだのだろう。
こうやって情報を少なくすることで、視聴者に状況把握を委ね、結果的に想像をかき立てる手法をとっているようです。

カメラが寄って、少女の顔、股間部を映していきます。おそらくは襲った人間の主観視点映像。あきらかに男性の呼吸音がします。
少女の顔に近づき、白い布を取ると手を握ったり、服の上から胸をもむ。まるでお人形を扱うようです。次第に息が荒くなる男。胸元をはだけさせて白いブラジャーを露出させます。
ここで男はハサミを取り出します。ブラジャーのフロントを切って、少女の乳房を露にする。単にブラを剥ぐだけでなくハサミで切るところに男の性癖が見えるようです。

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次のショットでようやく男の横顔が映し出されます。乳首を舐め上げる男。しばらく舐めたあと、無防備になっている少女の股間に手を伸ばします。
白いパンツの上から鼻を鳴らして匂いを嗅ぎ、さらに唇でついばむ。そしてゆっくりとパンツを下ろすと、少女らしい楚々とした陰毛が。すかさず男は手を這わせたかと思うと、股間の中心に舌を差し入れます。

場面変わり次のショットは、少女がボールギャグを咬まされ後ろ手に縛られているところから。ようやく意識を取り戻す少女。だがすでに囚われの身。体を動かしてもどうすることもできない。

「ダメだよ。暴れちゃ。シーっ。静かにして。静かにしないと、ほらぁ」

何事かわめく少女に向かって、男は顔にコンパクト・スタンガンを差し出す。パチパチパチと電気の火花が不気味に散る。それからは少女の尻をスパンキング。泣きわめく少女にも容赦はしない。軽く言葉なぶりをしつつ、ボールギャグをはずして口に自分の怒張をもっていきます。少女はあまり積極的ではないためイラマチオにならざるえない。しばらく腰を振ったあと、そのまま無理やり口内射精。
しかし少女は出された精子を飲み込めず、すぐに畳に吐き出してしまいます。

「タメじゃないか。吐き出しちゃ。悪い子だ」

こうやって男による少女の監禁生活がはじまりました。

場面が変わり、天井から吊されて、片脚だけ上げさせられている少女。白いパンツは丸見え。その様子を男視点のショットで撮る。少女は被虐の声をあげる。

「カメラを見ろ!」「なんでカメラで撮っているかわかるかな」「ゆりの飼育日記だよ。あとで見ると成長の様子がわかるだろ」

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だらしない格好で体を開かされ、股紐を擦り上げられる。「や・め・て」と何度もつぶやくがもちろん許されるわけもない。おもわずお漏らし。
次にソファに座らされ、緊縛されたまま剃毛。パイパンにしたマンコを執拗にクンニしてから、電マ・バイブ責め。少女はここで絶頂を迎える。

大型犬の飼育籠に入れられる少女。まさに飼われている状態。そうやって少女日常を少し描いてから再び調教が続く。

全身を洗濯ばさみ。鼻フック。さらに椅子に逆さ吊りされてのオイル、極太のディルドを挿入され、赤ロウソク責め。バイブで何度もいかされ、ついに「イク、イクっ、イクゥっ」と歓喜の声をあげてしまう。

次のシーンでは少女は完全に従順になり、全裸で抱き合う。緊縛の戒めは解かれているのに、命令すると男が望んだポーズで肉棒を受け入れる。
「気持ちいいか? 言ってごらん」
「……気持ちいいです」
「もっと言ってごらん」
「気持ちいいです」

きれいに剃毛されたパイパンマンコに男の肉棒が出し入れされれば、それに合わせて「ああ、イクぅ、あっあっあっ」と鳴く。
そして歓喜の汁を口に受け止め、飲み込む。

「よくできたねぇ」

男はそう少女に優しく声をかける。

最初は男の精子を吐きだしたところから出発したわけで、こういう心理描写のオチをちゃんと描いているところが心憎いなぁと思う東園賢監督のSM作品です。


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