発売日：2010年11月15日
品番：YH-005
収録時間：140分　
定価：2980円
メーカー：プラム

文＝淫語魔　

酔っぱらった女性というのは艶っぽいものと昔から相場が決まっています。
表情や体に隙ができて、思わず手を出してもさからわず受け入れてくれそうなところがまた劣情をそそる。
そこでこのタイトル。その「酔った」女性が「素人」でしかも「人妻」で、さらに「生中出し」をするって言うんですからわかりやすい。パケには「性的欲望を蓄えたダムが決壊したかのように、快楽を貪るド淫乱人妻の堕落記録」「奈津美31歳 結婚5年 子供1人」なんて書かれています。

ここで表紙のスチール写真を見て「なんだよ！ 堀口奈津美じゃないか！！」と気づいてしまったアナタはなかなかのAV通です。女優名では売ってませんがここに登場する「奈津美」は人気AV女優で痴女物のカラミにも定評のある堀口奈津美さんです。つまり実際は「素人」でも「人妻」でもないわけですが、そこはそれAVですからそういう設定で作られている企画作品だと思わないといけません。
こういうことにいちいち目くじらを立てるユーザーもいますが、それは野暮ってもんです。決して隠しているわけではないのですから、そこはプロレスを見るような気分で素直に作品世界に入り込むことにしましょう。

江戸風鈴の涼やかな音。夏の商店街。奈津美さんに「暑いねぇ」と話しかける男の一言からはじまります。涼やかな顔で笑って応える奈津美さんは話し方が可愛らしい。ホントに愛嬌のあるイイ女です。
まずは店に入り2人でビールを昼飲み。たわいない会話。映像にはのどかな時間が流れます。ここは仕込みなしのドキュメンタリータッチのようです。

「これ飲んだら、ちょっと散歩しながら家に向かう？」「そうだね」「飲むからね。またね」「飲む飲む、今日は飲むよ」

場面が変わり男の家。クーラーのきいた部屋でビールを飲む2人。そこへ若い男がやってくる。「奈津美。ともだちの○○クンなんだけどさ。奈津美は全然男の人と接点がないっていってたからさぁ。呼んじゃった」。男2人女1人で酒盛りがはじまります。
「今日はもうどんどん飲むからね」

まあここからお約束の展開。奈津美さんを酔っぱらわせて若い男がなし崩しにセックスするってことになります。電マ・ローター、潮噴き。こうなると普通のAVのカラミ。見慣れたセックスショーです。酔いが醒めないようにお酒を補給させつつカラミ続けます。
奈津美さんは完全に酔っぱらっているのか目はトローンとして呂律がまわっていません。その呂律のまわらない口調でチンコをおねだり、男が挿入すると畳の上で激しく腰を振り出します。

ところでこの作品、お酒を飲ませているせいもあってか、とにかくたくさんオシッコが放出されます。何度も飛び出す尿のせいで畳の上が水浸し。あまりにも奈津美さんが垂れ流すので途中、タオルで拭きとらなくてはならなくなります。それでもかまわず絡み続ける2人。ここで最後に中出し。

次に風呂場での放尿シーンを挟み再び酒盛り。酔っぱらったところを見計らい今度はベッドに連れ込みます。ここでもシーツがビショビショに。目が据わってきた奈津美さんにもう一度ワインを飲ませ正常位で挿入。奈津美さんは上から下から後ろからさんざん突かれて「キモチヨスギテオカシクナッチャウ……」と朦朧状態。それでも容赦なく突き続けるとあとは糸をひくようなうめき声をあげるのみです。
顔射されたあと、乳首に洗濯ばさみをつけられたり、クスコで膣内観察されたりとイタズラされますが、その頃にはもはやなすがままで体がピクリともしません。そしてそのまま奈津美さんは寝落ちしてしまいます。

場面が変わりこのあと遅れてきたもう1人の男の友人が、すでに寝てしまっている奈津美さんの口にチンコを突っ込んでみることに。すると寝ぼけながら奈津美さんはそのまま口に含んでしまいます。そしてそのまま貪るようにバキュームフェラをしはじめます。最後は口内射精。

翌朝、奈津美さんが起きると酔い覚ましに家主のチンコをフェラ。この朝の奈津美さんのチンコを咥えている顔がとてもかわいい。お酒のせいとはいえ弾けてしまったあとのテレてるところなどがステキです。

作品が終わり最後に「この作品は全てフィクションです。作中に登場する人物・団体名等はすべて架空のものです」というテロップが入ります。
最初に触れましたがこの作品はAV女優堀口奈津美を使ったフィクションです。
「素人」「人妻」はフィクション。一回しかしていない「生中出し」もひょっとしたらフィクションかもしれません。でも奈津美さんが「酔って」いたのは演技ではなくガチでしょう。そこはフィクションだとはとても思えない。

ということで、酔っぱらっている女性というのはやっぱり艶っぽいですよ。それが奈津美さんみたいな美人だったら言うことないですよね。