文=安田理央
顔面騎乗というものは、女王様や痴女がM男に対して行なうプレイというのが一般的なイメージだろう。仰向けになったM男の顔の上に、腰を落として尻肉で顔をぐいぐいと圧迫する。される側としてはお尻や股間に顔を埋められるのは嬉しいけれど、息が苦しくて、しかしそれがまたM男的にはよかったりして……という感じか。
しかし、尻フェチという立場から、「顔面騎乗は尻を愛でるためのプレイ」という新しい切り口を提示したのが、実録出版である。尻を最もディープに楽しめるのが、顔面騎乗だというわけだ。
本作でも、そうした非M的な顔面騎乗プレイがいくつも登場する。たとえば女を立ったまま体を前に倒させて、座った男の顔に尻を押し付けさせる「立ち顔面騎乗」とも言うべき体位。尻を突き出すという女性にとっては屈辱的でもあるポーズなので、むしろ男性が責めているような感じになる(とはいっても、作中では男は女の尻に顔を埋めながら自らペニスをしごいてオナニーしているので、S男っぽさは感じられないのだが……)。
さらに体を前に倒して、男のペニスを撫で回したり、口にほおばりながらの顔面騎乗……って、それはシックスナインだ。そう、考えてみればシックスナインというのは顔面騎乗そのものではないか。そう考えると、顔面騎乗がM男性のためだけのものではないということも理解できるだろう。尻肉に顔を埋める快感は、誰もが知っているはずなのだ。
さて、本作の主演は平山みな。ハーフっぽくもあり、同時に和風っぽさも感じさせるという不思議な顔立ち。むっちりとした下半身がなんとも美味しそうだ。当然、尻も十分なボリュームがあり、実録ファンも納得できるだろう。
タイトルの「いいなりの女」だと、Mっぽいイメージだが、どちらかというと、なんでもやってくれる性格のいい女という感じ。こんな女とのセックスは、そりゃあ、楽しいだろう。
ほとんどヒモのような刺激的な衣装を身につけての痴女プレイのなかなか堂に入っている。その妖艶にして無邪気な笑顔は、撮影であっても、彼女がしっかりとセックスを楽しんでいるということがよくわかる。プレイが進むにつれ、表情にどんどん色気が出てきて、魅力的なものに変わっていくのが、なによりの証拠なのである。
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