発売日:2010年12月19日
品番:TYOD-098
収録時間: 160分
定価:2,980円(税込)
メーカー:乱丸
文=淫語魔
雫パインというと関西弁で「チンポ、堅くなってるでぇ」「オメコ気持ちええっ!」とか言ってくれる気さくでエッチな女優さん。しかも天然パイパン娘。2010年のデビューから1年が過ぎ、苦手そうだった痴女演技、特に言葉責めが格段にうまくなってエロパフォーマンスも大幅に拡がってきたのではないだろうか。
そんな関西のエロ娘・雫パインが乱丸に初見参。期待して観てみたがいつもと少し様子が違う。乱丸といえばクレイジーなイキッぷりを見せるのが特徴のひとつだが、どうもこの作品はだいぶフェティシズムの強い内容のようだ。タイトルからして「こってりフェラと濃厚全身舐め舐めセックス」とある。
最初のコーナー「激技トルネード舌」では、目隠しされた男が手を縛られて天井から吊されている。その男の体を大きく舌を出したパインが舐め回す。腋、乳首、へそ、尻のワレメ、太もも、脚の付け根。最後は玉袋、竿といくのだが、パインは男を責めるのみなので彼女のほうが絶頂を迎えることはない。つまりこのコーナーではクレイジーなイキッぷりは見ることができない。また撮り方もかなり口元に寄った超クローズアップがあり、じっくりとしたフェチ映像を見ることができる。このコーナーでは男が手コキされて発射。
こともなげにザーメンを舐めとる雫パイン。やはりいつもの乱丸作品とはかなり趣向が違うようだ。
次のコーナー「情熱舐め合い性交」では、ようやくパインが男に責められて本番をするわけだが、ここでも乱丸らしいと思えない作り。というのもなぜかこのコーナーは、パインが常に舌を出し続けてアーカンベーをしているか、みずから口の中に指を入れてチュパチュパする状態で進行していく。ここでもカメラはパインの口元を追うカットが多く、男優とのセックスではキスや舐め技をしつこく撮っている。
3番目のコーナー「色情ペロリンチョ」はM男優を四つん這い、チングリ返ししてひたすらアナル舐め、最後にフェラ抜き。
やはり乱丸にしてはM男色がつよく、口唇フェチビデオそのものの内容。
4番目の「官能唇イラマンコ」は自分の唾によるローションオナニーのあとイラマチオから顔射。オナニーでの絶頂はあるがクレイジーなイキッぷりとはほど遠く、乱丸にしてはおとなしめ。
5番目の「完全拘束唇マンコ」は縛りもありSMテイスト。6場面の「狂気男根迫真狂い」ではハメ撮り風の主観フェラでややいつもの乱丸にもどり、最後の「唇マン股マン3P」は乱丸そのもののカラミ、撮り方になっていた。
自分がいちばん面白かったのは5番目の「完全拘束唇マンコ」コーナーで、パインは手足の肘と膝を折り曲げた状態で、そこを包帯でグルグル巻きに縛り上げられている。そのまま仰向けで寝かされているので短くなった四肢のまま身動きがとれない。包帯で巻かれているだけに腕の先と脚の先がなくなっているような錯覚すら覚える。
そこへ男が近づいて口元に指をもっていき、舐めさせる。ベロをいじられ、舌でチロチロしてベロキス。パインのほうは動くにも動けずただ男のなすがまま。見ていてもどかしい感じが伝わってくる。
やがて男が自分の男根をパインの口元に持っていき、唇で竿を擦る。パインが口に含もうにも自分からは近づけない。
「口オメコに入れてぇ、チンポちょうだい…」
すると男はおもむろに口の中につっこみ、怒張をノドの奥まで深く突き入れる。
今度は「くるしいっ…、くるしい」とうめく雫パイン。自分では調節ができず、短くなった腕と脚でジタバタ動かすのみ。股間は無様に開かされたままなので毛のないマンコがだらしなく映し出される。
男は覆い被さった状態で急激にピストン運動をする。
パインは必死にくわえ込む。手足をばたつかせくぐもった声であえいでいると最後は口内射。
いつもの派手さはないけれど、そのぶんキッチリとした作り。乱丸も単なる淫乱だけを売りにしたメーカーじゃないぞってところを見せてくれた。
雫パインの方もSMでさらなる新境地を開いていくのかもしれない。なによりパイパンと緊縛SMは相性がいい。雫パインは2年目にしてこちらの想像以上にエロの幅が広くなっていっているようだ。
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