文=安田理央
元祖変身ヒロイン、キューティハニーのオマージュ物ですね。何度もアニメ化されたり、若い作者の手でリメイクされたり(少年アンドロイドが主役の「キューティーハニーBOYS」なんてBL小説まである!)している人気漫画が原作ですが、2005年には庵野秀明監督、佐藤江梨子主演で映画、2007年には原幹恵主演でTVドラマと実写化もされています。
しかし、この実写版は、アイドルが主演ということで、ハニーがヌードにならないという致命的な欠点を抱えておりました。やっぱりハニーのヌードがなくっちゃ、キューティハニーじゃない!
てなわけで、GIGA版にはついつい期待してしまうんですよね。これまでにも「キューティーソルジャー ミリー」など、ハニー物は何作も作られていますが、今回は一番本格的なんじゃないでしょうか。
いつも課長にセクハラされている派遣OLの水無月リリーは、実は今はなき父、水無月博士が開発した特殊装置Gシステムを体内に秘めたアンドロイド戦士。さらわれた親友の夏美を救い出すために、悪の組織モンスタークローに戦いを挑む、というのがストーリー。
ハニー、じゃなくて、リリー役の葉山梨々花が、実に強力。いや、もうセリフもたどたどしくて演技力皆無という感じだし、声はハスキーボイスであまりにイメージ違うんですけど、やたらと明るくてキュートなんですよね。ちょっと新しいハニー像だと思いました。ノリノリな七変化コスプレも似合ってます。
そしてライトなエッチ感覚。一応、敵のボスがGシステムの力を吸収するためにセックス(といっても、淡々と挿入するだけですが)するシーンはありますが、それ以外はチラチラとヌードを見せるくらい。でも、そこが原作のノリに近くていいんですよねー。
さらに注目したいのは豪華なキャスティング。敵の女戦士として、桜田さくらと倖田李梨、さらに親友の夏美役に引退したはずの鮎川なおが! カラミこそないものの、チラリとヌードを見せてくれますよ。
アクションもテンポがいいし、コミカルなセンスも決まっているし、お色気のさじ加減も丁度よし。今までの実写版ハニーよりも、こっちのほうがいいや、なんて原作ファン、多いのではないでしょうか?
だって、やっぱりハニーフラッシュの変身シーンでオールヌードを見せてくれるだけで、嬉しいんですよ、僕らオールドファンは!
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