文=安田理央
80年代からいち早く接吻の卑猥さに注目していたヘンリー塚本監督。その後、接吻モノは一種のブームとなりましたが、ヘンリー監督の撮る接吻は、やはり一線を画した卑猥さに満ちています。他の監督の撮るのがあくまでもディープキスなのに、ヘンリー監督のそれは、あくまでも接吻というか……。狂おしいまでの性の本能がにじみ出てるんですよね。
そんなヘンリー監督による接吻をテーマにしたオムニバス作品。大越はるかの夕暮れの草むらでの青姦や、酒井ちなみの夏の縁側での行水しながらのセックス、古館びわの連れ子と義父のトイレでのセックスなど、独特の昭和テイストあふれるパートが次々と登場します。
個人的には、横山翔子がおじいちゃんにお小遣いを渡されてエッチをしちゃうパート。無理やりされるのかと思いきや、かなり大胆な小悪魔ぶりを発揮してくれます。あと、三咲エリナの「愛の嵐」風軍服3Pも、妙なテイストでグッときましたねぇ。
いずれのシーンも、激しく濃厚な接吻をたっぷり見せてくれて、タイトルに偽りなしであります。
しかし、やはり本作の見どころといったら、ヘンリー監督直々に披露してくれる女優陣との接吻シーンでしょう。
もう、冒頭からいきなり「ヘンリー塚本64歳 日高ゆりあ24歳 40歳差の世界一卑猥な接吻」ですよ。役があるわけではなく、そのまま監督と女優としてキスをしているのが何ともリアルで卑猥なんです。
じっと目を合わせながら抱きしめ合ってのキス。ヘンリー監督が自分の唾液を飲ませて「おいしい?」と聞けば、日高ゆりあがトロンとした目で「監督おいしい」と答えます。うわー、なんていやらしい。親子以上に年齢が離れた二人だと思うとやらしさ倍増。
さらに、竹下あや、大越はるか、椎名りくとも濃厚すぎるキスをしちゃいます。真鍋美奈&日高ゆりあとの3Pキスなんてこともやっちゃいます。あっちへキス、こっちへキスと両手に花状態。こ、これは羨ましい。
いや、ホント。これは役得すぎるじゃないですか、ヘンリー監督!と言いたくなっちゃいますね。普通に監督がハメ撮りしてるのを見るよりも、こっちのほうが羨ましい感じがしちゃうのはなぜでしょう。ヘンリー監督の接吻が、セックスよりも濃厚な卑猥さを感じさせるからなんでしょうね。ああ、自分が60代になったとき、こんなにエロい接吻が出来るようになっているのでしょうか。
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