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▼ 特選AVレビュー『スーパーヒロインドミネーション地獄 爆裂戦隊ブラストレンジャー編(GIGA)』
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監督: 羹灼
発売日:2010年8月13日
品番: GXXD-67
収録時間: 本編71分 メイキング18分
定価:10500円
メーカー:GIGA

文=安田理央



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ドミネーション地獄! です。WEBスナイパーの読者ならご存知かもしれませんが、ドミネーションとは何かと説明しますと、「打撃や絞め技などを中心とした、直接的かつ原始的な肉体への暴虐行為全般を指す。またその結果、対象を精神的・肉体的に屈服させ、支配・従属させる行為のこと」(本作パッケージより)とのことです。つまり、殴ったり蹴ったりする暴力的な責めですね。ムチとかローソクのような様式美的責めや、ましてやバイブや電マのような快楽責めとは無縁の世界なのであります。

というわけで本作はひたすら暴力の嵐。マシンカ教団の幹部メルギードや怪人カエルレボラー、サボテンバッドに捕らえられたブラストピンクという設定のもと、コスチューム姿の宮下まいちゃんが、延々と苦しみ続けております。

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しかし、まぁ、ストイックなまでにドミネーションにこだわっているわけですよ。コスチュームを破られて、おっぱいがちょっと見えるくらいしかエロ要素はなし(胸を隠しながら変身ポーズを取るシーンは、なかなか萌えましたが)。セックスどころか、胸や股間を揉むなんてのもなし。

あるのは、殴る、蹴る、首を絞める、踏みつけるといった暴力行為のみ! サボテンバッドの呪い人形に針をさすと、その痛みが伝わるって責めも演技とはわかっていても、痛そうです。

特撮ヒロインのコスプレ物とか好きなんだよね〜、なんて軽い気持ちで手を出したら、後悔すること間違いなし。ということは、純粋なドミネーションフェチの方には、最高の作品ということでもあります。

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ま、そこまでの純粋ファンじゃなくても、あのボディラインがはっきりでたコスチュームで、苦悶に悶える女体というのは、なかなかに色っぽいもので、時折グッと来ちゃうのも事実ですね。

ヒロインのブラストピンクも、ずっとやられっぱなしではなく、時折逆襲したり、仲間のブラストレッドが助けに来たりするなど、メリハリがついているのも、さすがGIGAさん、わかってる。かっこいいシーンがあるからこそ、スーパーヒロインなのですよね。だから苦しむシーンが際立つのです。

個人的には、呪い人形で股間に針を刺されそうになった時に「そこだけはやめて!」と叫ぶシーンがよかったですね。やっぱり、そこはいやだよなー(笑)。



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