発売日：2011年9月26日
品番：ZMIN-01
収録時間：150分
定価：3990円
メーカー：実録出版

文＝淫語魔

本田奈々美ちゃん。かわいいですね。長くて黒い髪。涼しげ目。すっぴんがきれいなみずみずしい肌。そして時折見せるはにかむような笑顔。それはまさに清純な美少女そのもので、それでいてお尻が丸くて大きい。そこへ女子校生の制服です。赤のネクタイ。紺のベストに白のブラウス。スカートはねずみ色のミニ。もちろんプリーツスカート。そして紺のソックスは似合いすぎでしょう。

でも奈々美ちゃんの他の出演作品を調べてみると、彼女はどうやらすばらしい筋肉の持ち主らしくて、やたら「筋肉」売りをしている女優さんみたいですね。「現役チアリーダー」なんて肩書きもあるようです。とうぜんそうなると彼女の筋肉美を期待する向きもあるでしょうが、そこは実録の人気シリーズ「淫尻授業」です。たとえ筋肉がすばらしくても、あくまでも実録は「尻」フェチメーカー。どこまでいっても美少女の尻が堪能したいという人たちのためのシリーズです。こういうぶれてないところがステキです。

それで「覆面変態男の尻観察」というコーナーからはじまるんですが、これはタイトル通り覆面男が奈々美ちゃんをイタズラして反応を確かめるコーナーになっています。
覆面男が体のパーツのニオイを嗅いだり、いやらしくお尻をなで回したりして奈々美ちゃんの羞恥を引き出していくのですが、ここでの羞恥する奈々美ちゃんはかわいすぎますね。さまざまなセクハラ行為に「いやんっ」とか言いながらテレ笑いを浮かべます。性格のいいコなんですなぁ。なんだかんだいってこの変態覆面男の傍若無人な行為に、仕方ないって顔でつきあってくれます。

そんなもんだから覆面男も図に乗っているのか妙にテンションが高い。
ソファに座った奈々美ちゃんのソックスの足を自らの顔面に当て、両足の土踏まずの部分に鼻を潜り込ませ、必要以上ににおいを嗅ぐ。それがあまりにも全身を使って強くスーハーしすぎたせいで、勢いあまってバランスを崩しサイドボードに頭を打ちつけてしまいます。ハッスルしすぎです。
でも奈々美ちゃんは優しい。覆面男の変態行為に「いやん」と体をくねらせていたのに、頭を打って倒れた男に「大丈夫ですか？」と気遣う言葉を投げかける。いいコだぁ。

しかし、こんな男にそんな気遣いは無用でしょう。正直、このオヤジ、かなりむかつきます。最初こそ変態チックに鼻を鳴らし、奈々美ちゃんの髪を匂ったり、耳たぶを噛んだりして、奈々美ちゃんから「ううっ、いやっ」と羞恥を引き出すことに成功しているのですが、とぼけたことをちょいちょいするんです。さきほどの頭を打ち付けたところもかなりユーモラスですが、そもそもその格好が卑怯。顔は黒い覆面なのですが、下はパンツ一丁。しかもそれがなんとシマシマのデカパン。体型自体もメタボ腹で締まりのない体なのに、このよれよれのデカパンはすでに出オチの感すらします。
この出で立ちで当初から鼻を必要以上に鳴らして奈々美ちゃんを笑わせるのです。

奈々美ちゃんのパンツにシミができているのを見つけると、「あっ、けしからんなぁ。これは。このぉ、けしからんなぁ」とぶつぶつつぶやき、プックリしたマン肉を触って「ソフトだなぁ。マシュマロみたいだな〜」「君はソフトか？ オレはハードだぁ」とわけのわからんことをのたまう。さらにパンツの股布をずらしてアナルを露出させると「これ、ヒクヒクいって」「毛が生えてるのかぁー、これは。けしからんなぁ」「勉学にはげね、は、はげめね、勉学にはっ、は、はげみなさいっ。勉学にはげめねなさい」とカンで言えないところなど、見ていて噴き出しそうになります。でもこれはAV。エロい気分で抜こうと思ったらこのキャラはかえって邪魔で仕方がないんじゃないでしょうか。

そんな変態オヤジの執拗な攻撃を、奈々美ちゃんは笑って受け流し、時にエロい表情を浮かべながらカメラ目線で切なそうな顔をする。ああホントにステキな女の子だ。
手コキからフェラ。従順ではあるが積極的に頭を上下させます。気さくな性格なんですね。
そして尻射。

2コーナー目は「中年を誘惑セックス」。こちらは別の男優が出てきてやや痴女っぽいセックス。「気持ちいい？」と言いながら男の反応を楽しんで攻めていきます。
声も涼やかでいいなぁ。唇からこぼれる歯並びのいい歯とその下からちょろちょろ出るベロがまたいい。そんなかわいらしい口から「チンポ、大きくなっちゃったみたい」とか言ってパンツをさわさわ触ります。淫語の言い方もGoodです。

ただし、ここでキスのアップがあるんですけど、途中、ピンボケしてしまう。（0:28:14）しかも5秒間も。これはなんらかの意図があったのでしょうか？ 自分には意味不明な映像でした。

スカートはまくれあがってTバック。男がいじり回すと「うふっ、あっ、おじさん、お尻好きなの？」「えへっ、どうぉ、じゃあ私のお尻は、好き？」と、こんなことを言ってくれたりします。もちろんこのときはお尻のアップ。どでんと尻が据えられて白い尻肉がまさぐられています。
そしてフェラ。背面騎乗位挿入で最後は後背位からの尻射。

3コーナー目は「顔面騎乗看護士」でミニスカの白いナース服の奈々美ちゃんが登場。卵形のオナホで手コキして顔騎。69でフェラして顔騎のまま患者がセンズリ射。
4コーナー目は「ブルマ相互オナニー」。このコーナーは体操着を着た奈々美ちゃんがオナニーをしながら、センズリしている男に語りかけます。ここで気になったのは顔騎シーン（1:41:45あたり）で、男のほうが奈々美ちゃんよりもマイクに近いので、素っ頓狂なあえぎ声がうるさいです。ヘッドホンで視聴している人は男の声に気をつけたほうがいいでしょう。こちらは手コキ射。
最後に「淫尻セックス」。再び制服を着てのハメ撮りです。ローターマンコ当て。手コキ、フェラなどして、正常位、騎乗位、後背位で尻射。最後マン屁を漏らします。

作品を通して上は着衣のままなので、鍛えられた腹筋や背筋は見ることができません。乳首もこの最後のコーナーでようやく見られる程度です。そのぶん徹底してお尻のボリュームにこだわっています。

終わったあと、みならい監督が奈々美ちゃんに向かって言います。

「今日、あれだよね。謝んないといけないことがある。筋肉とかいっさいやっていない」
「ぜんぜん、オッケーです」

せめてのY字バランスをと、Y字しながらチュッとする奈々美ちゃん。でも筋肉売りしなくてもこのキス顔だけでじゅうぶん魅力いっぱいな女の子なのでした。