監督： ミネックJr.
発売日：2012年4月21日
品番：ADV-R0619
収録時間：90分
定価：17,115円（税込）
メーカー：アートビデオ

文＝遠藤遊佐

アートビデオの作品は、マニアックな女優さんが出てくるところがいいですよね。一般的な認知度でいうと素人娘と企画女優の中間くらい。でも緊縛や蝋燭といったSMプレイはOKという、一癖ありそうなタイプ。
単体アイドル女優のような派手さはないけど、見せるためじゃなく実際にプライベートでプレイするなら、こういうタイプが一番エロいんじゃないかって気がします。

本作に登場するのは、29歳の後藤みさき嬢。スリーサイズは88-58-87って言ってますけど、実際に観るとそんなボン・キュッ・ボーンて感じじゃなく、顔立ちもこう言っちゃなんですが特別な美女ってほどじゃない。でも、きっとそういうところがSM好きのハートをくすぐるんでしょう。
タイトルにもあるように元ナースだそうで、初からナース服で登場するんですが、白衣の天使のくせに茶髪で化粧濃い目なところもグッときます。いるよなあ、こういうケバ系ナース。
この人、病院の休憩時間には絶対屋上で脚組んでスパスパ煙草吸ってたはず！　んで、ナース萌えのバカな男たちと合コンとかもバンバンやってたはず！　ああ、妄想が広がっていく......。

白衣の上から縛りながら「どう、こういうのは」と声をかけると「どうって......どういう意味？　初めてだからわからない」と答えるみさき嬢。
「性感帯はクリと乳首。脇腹サワサワされるのも弱いかも～」なんて普通なこと言ったり、椅子にM字開脚で縛り付けられて「やだぁ、恥ずかしい！」と照れたりするところをみると、どうも本当にSMの経験はない模様。打てば響くようなM女じゃないんですね。
ちょっと肩すかしをくらったような気分で調教開始です。

まずはパンティの中にローターを入れ、内股を筆でサワサワ。最初のうちはあまり反応がないものの、ナース服からオッパイを引っ張り出したあたりから反応がグッとエロモードになっていきます。
抵抗できないようにM字に縛って、ローター。次はパンティを切って淫毛がちょっとだけ見える恥ずかしい格好にして、またローター。さらにはローターを中に入れてクリトリスもローター責めに。ノーカットで30分くらい、しつこくクリを責めるミネックJr.。いやあ、これは気持ちいいでしょう！

みさき嬢はというと、眉をキュッとしかめて「イ......イキそう......！」と訴え、何度も絶頂。焦らして焦らしてようやくバイブを挿入されると「ダメ......それダメぇ！」と身をよじって感じまくりします。

そしてアップの股間に目をやると、バイブに掻きだされて白い本気汁が大量にタラタラと......。おお、アナルのほうまで伝ってきてるじゃないですか！　
途中で「ナース帽取って～、気になってダメです......」なんて冷静なことを言ってたので、どっちかっていうと入りこみにくい子なのかと思ったんですが、いやいやどうして。体は正直です！

続いては、バイブにまたがる形で大の字に拘束される"立ちバイブ台拘束プレイ"。アソコにはバイブ、さらに乳首や舌に洗濯バサミをつけられ、自分でピストンしながらいやらしい言葉を言わされます。
「さっきはたくさんイカせていただいてありがとうございました......」
「いっぱい突いてもらって頭が真っ白になっちゃいました......」
こういうエッチなこと言わされると、言葉の魔力でだんだんうっとりしてきちゃったりするんですよね。

そして、イカされまくった後は焦れたマンコに生チン挿入。足をM字に開き指でアソコを開いておねだりする女。そこに前戯もなくズッポリと......。
よく見ると腕に縄の跡がしっかり残ってたりするのがリアルです
これでフィニッシュかと思いきや、アートビデオのお約束通り、ラストはセックスじゃなくイカセでシメ。四つん這いで拘束し、バイブと蝋燭に感じて痙攣するお尻を後ろから楽しみます。

いろんなイカセ趣向を凝らした1本ですが、やっぱり一番のクライマックスは冒頭のローター責めで見せたダラダラ愛液でしょうか。
あの白い汁がソファまでタラタラ垂れるシーンを思い出すと、ついニヤニヤしちゃう。やっぱり濡れやすい女って興奮しますよ。