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▼ 特選AVレビュー『スーパーヒロイン危機一髪!!Vol.34 邪妖バスター・幽子(GIGA)』

監督:式正義
発売日:2010年6月11日
品番: THP-34
収録時間: 本編64分 メイキング10分
定価:10500円
メーカー:GIGA

文=鈴木られこ


夜ごと恐ろしい悪夢に悩まされている女子大生の幽子。
ある日、思いを寄せていた他校生の光に誘いだされて有頂天で待ち合わせ場所に向かう。しかしそこで光の目から放たれた怪しい光線によって気を失った幽子は、気が付くと見たことのない倉庫に居て巨大な触手に襲われてしまう。
そのとき、身に着けていた指輪の力により、突然深紅のチャイナ服に変身する幽子。
彼女は、代々魔物妖怪を征伐してきたという邪妖バスターの末裔だったのだ。
光が誘拐されたと考えた幽子は再び光を探しに向かうが、その先で妖怪バスターに恨みを持つ天狗たちに捕らえられ、チャイナドレスのように無防備な戦闘服を取り剥がされ陵辱される羽目に。

少しドジっぽそうな雰囲気が可愛い女子大生の幽子。
演じてるのは、細い腰に手足がすらっと美しく伸びたヒロコさんという女優で、顔立ちが歌手の中嶋美嘉に似ています。顔が似ると声も似るというのは本当なのか、ハスキーな声質も似ています。

ドラマ部分の演技力は笑いを誘いますが、天狗たちに捕らえられてから最初の一鞭を食らった時のうめき声で驚きました。
ここから演技力とエロさがいきなり100倍くらいに上がります。
実際の撮影で酷く鞭打たれることも、そのような状況で快楽を覚えることもないだろうに、痛みと色っぽさが生々しく表現されたような声が出ていて、それがこの女優さんが起用された要因ではないかとまで思えます。

その後も苦悶の呻き、あえぎ声は素晴らしく、不本意に堕ちていくような低いトーンにグッと来っぱなしでした。

さて、天狗たちに捕らえられた幽子(ここ美女木のスタジオですよね!?)は宙吊りの四角いフレームに手足を大の字に固定された状態で電気ショックやパンチによる痛みの責めを受けますが、身をよじりながら耐えてなかなか根を上げません。

「さすが邪妖バスター。悲鳴のひとつも上げんな」というわけで、さらなる陵辱を受ける羽目に。振り下ろされる鞭に、服が切り裂かれていきます。

やおら映し出される一人の天狗、鼻が3メートルくらい伸びています。独立した生き物のようにのたうち震える勃起鼻を両手で支え「匂いを馳走になる」と言って、嫌がるというよりドン引き状態の幽子の下着をずり下げてバックから鼻を挿入します。
天狗の鼻に処女を奪われ、嫌がりながらも感じてしまい一度ならずイかされる幽子。
ところで彼女の台詞では、イキそうなときの表現が「クる、キちゃう」です。この表現、私は結構萌えるんですけど、いかがでしょうか。

幽子を鼻でなぶり続ける天狗たち。そこに突如「壕骸坊(ごうがいぼう)様」と呼ばれるというチキンジョージ(楳図かずおの漫画に出てくる鶏の化け物)そっくりの妖怪が現われ、彼らを問答無用に殴り倒してしまいます。
よく見ると、幽子の夢の中に現われては、光から変身して幽子に襲い掛かりおびやかしていたあいつです。

繋がれた幽子の手縄を解いてやる壕骸坊。幽子は危機一髪を救われたかと思いきや、壕骸坊はすぐさま幽子を押し倒し、バリバリと手際良くチャイナ服を引き裂いていきます。

続いてブラをずり上げて乳房を露出させて乳首をいじり、体勢を四つん這いの状態に変えさせ性器に指を入れていじり回します。壕骸坊の、とんがりコーンのような形に大きく尖った爪が挿入されるのはすごく痛そうに見えるのですが、幽子的にそこはあまり問題ないようで相変わらずエロい声を上げています。
そこから強制フェラ。そして、えずく幽子の頭を押さえて延々とイラマチオ。更に再び四つん這いにさせてバックからペニスを挿入します。
彼は全身緑色の妖怪なのですが、ペニスは肌色で人間にそっくりです。
全身タイツからそこだけ出てるみたいで、若干間が抜けて見えるので、「むしろ人間に見えてペニスだけが猛々しい怪物とか居たらヴィジュアル的にはカッコイイのに」と思いましたが、それじゃあきっと観ている男性が感覚的に入り込めませんね。

淡々と突き続ける壕骸坊、幽子の台詞では「痛い」ということになってるものの、バッチリ感じているように見えます。しかし先ほど天狗の鼻でイッたときのようにイかないのは、「この鼻を知ったら、人間のものでは物足りなくなる」と言う天狗の言葉が本当だったということでしょうか......。

バックからの結合部と、上半身をひねってカメラに向けた顔が同時に映るように撮るアングルは、存じ上げなかったのですが定番なのでしょうか。画的に迫力が有っていやらしくて良いものですね。

体位を変えて、仰向けの壕骸坊の上に背面を向けた状態で幽子が載せられ下から突き上げられます。
あくまでも後ろから行くのは、陵辱感の演出でしょうか。しかしこれは女性が上なのでいつでも逃げられそうでもあります。
さらにうつぶせ状態にした幽子を突きまくって少し表にひっくり返し、そのまま中出しフィニッシュです。

散々犯され呆然と横たわっている幽子。その目の奥に母の幻影が現われると、不思議な指輪の力で傷が癒え、再び力がみなぎります。
その力で壕骸坊と天狗たちをあっさり一気に片付け、「光さんを助けに行かないと」と言うところで終わりです。

「次回に続く......」的なハッピーエンドですが、観ているこちらは、何回戦いを挑んでも敵に手篭めにされてしまう幽子が目に浮かんでしまうところです。

こちらの作品、特撮ヒロインが陵辱されるという特殊な設定と造形の割に、陵辱シーンは至ってシンプルで、行なわれた内容だけ挙げ連ねるとまるで普通の恋人同士のセックスのようです。
そしてフェラ・挿入シーンにおいて、アングルや行為の内容が目まぐるしく変わらないため、実用度の高い作品とも言えそうです。

幼少期、ヒロインが絶体絶命になると正体の掴めないゾクゾク感を覚えてしてしまったという方、その中でも気が強いと言うよりはちょっぴりドジッ子ヒロインが好きだったという方にお勧めしたい作品です。


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