文=横田猛雄
絵=伊集院貴子
【研究熱心、春子ちゃん】
お尻の穴はリラックスしていても、それでもキツいのです。枕を抱いた私はマットの上をズルズルと前に滑りますので、マットを壁際に移動させ、私は自分の両手を伸ばして壁に突っ張って貫かれるのです。
何回目かの時でしたが、その日は春子ちゃんはえらく積極的で、浴室の真ん中に敷いたマットに私を伏せさせると、マッサージもせずに、いきなり杭を打つように一気に真っ直ぐに突っ込んできました。
「あ、待って、春子ちゃん、マッサージしてゆっくりやって……」
と哀願する私に、
「お兄さん、いつもちゃんと入るじゃない、いくわ!!」
と笑っているのです。
支える所のない私は一直線にズルッと前のめりになり、滑っていってそのまま頭がコツンと壁のタイルにぶつかりました。
いつにないたけだけしい春子ちゃんに凄く魅力を覚えた私は、黙ってそのまま頭で自分の身体を支えて素直に貫かれました。
貫通すると左手で骨盤を押さえた春子ちゃんは泥こねをするようにクリクリ「の」の字廻しをしてくれました。
あの時の春子ちゃんはどうしたのか凄くハッスルしていました。手首を私の中に突っ込んだまま、「ねえ、お兄さん、平泳ぎしてみなさいよ!!」なんて命今するのです。
私は春子ちゃんにお尻を貫かれたまま、腹筋を使って身体全体を反らして平泳ぎの所作を繰り返しました。
研究熱心になってきた春子ちゃんは、私が足を蹴ると、
「あっ凄く絞る、ウフフ」
とか、足を開いて縮めると、
「ああ緩くなった……」とか教えてくれます。
俯せ体位は、両足は意識して開くのではなく、自然にタラリと少し開いていても、また揃えて閉じていてもよく、要は力を抜いていることが大切なのです。
両足を揃えて閉じている時、太腿の内側の柔らかい所やお尻の双丘の、普段は合わさっている内側の温かく少し湿った所を、女性の柔らかくデリケートな指が這って迫ってくるのは、それだけで大変な工クスタシーの予感にひたれるものです。
揃えて閉じた双丘を侵入して、背後から息子をむんずと捕らえられたり玉の袋を握られたら、もうそれだけで果てそう、その次の瞬間後ろの門から串刺しにされる……春子ちゃんは本当に女神様です。有難いもったいないの一語です。入れられた掌をひらひら動かされると私はもう意思を失ってしまい、そのまま春子ちゃんになら殺されたっていいと思うくらいです。
(続く)
上へ |
カテゴリ一覧へ TOPへ |
■広告出稿お問い合わせ ■広告に関するお問合せ ■ご意見・ご要望 ■プライバシーポリシー ■大洋グループ公式携帯サイト |