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▼ 大肛門狂時代 お尻の穴のお勉強【19】
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文=横田猛雄
絵=伊集院貴子


横田先生のお尻の穴のお勉強はまだまだ続きます。いままでフィストファックによるお尻の穴の開発がおもなテーマでしたが、今回はちょっと視点を変えて、日本の花街・吉原に働くお姉さんたちの秘芸を紹介してみましょう。横田先生がアヌスの旅を始めるきっかけともなった吉原の凄いテクニシャンのお話は、貴方をこの道に引き寄せるかもしれません。


【浅草の秘芸花電車】

花電車はもともと日本では浅草が本場であることにはまちがいありませんが、普通は表(ヴァギナ)を使っての芸であり、裏(お尻の穴)を使った例はごく出来る女性も稀だったのでしょうが、当時浅草吉原では男のペニスをお尻の穴専門で受けるプロ女性も二名くらい存在したことが、『奇譚クラブ』にも出ていましたし、最近読んだ物では『性生活報告』という雑誌のやはり昭和二〜三十年代の吉原の回想記事に、この花電車の実見記がありました。

その人の見たのはヴァギナを用いての花電車なのですが、諸芸を見終わって最後にその女性が、「最後に世にも珍しいパリーの香りをかがせてあげる」と言うので、見物一同が、一人一人彼女の俯臥して開いた股の間に入り、彼女のお尻の穴に顔を近付けると、「プクッ」と開いたそのお尻の穴からとても素晴らしいよい香りがしたと言っていますが、私はこの記事に非常にエキサイトしました。

彼女のやリロというのは、おそらくショーの始まる直前に、アヌスの中をきれいに洗浄しておいて数百Gの空気を入れておいて、その次にフランス産の香水を吹き込んでおいて、それから舞台に立ったのです。ショーではヴァギナを使って秘芸を披露し、その間、直腸に貯めた空気は、お尻の穴をよく引き絞めて洩らさずにいて、最後に観客たちに香水のオナラをかがせたのです。長時間肛門括約筋を引きしめていることだけでも至難の業ですが、まして、観客の数だけに区切ってオナラを出して見せるとはさすがその道の玄人と舌を巻かずにはいられません。往時の浅草吉原にはこのような凄いテクニシャンが多かったのでしょう。

電話帳の職業別、今でいうタウンページには、芸能社、芸人の欄に、○○プロダクション、あるいは○○興業、とか○○芸能社とかまたは個人名で記されている、その中にこれらの人々も混じっている訳です。

料亭や料理旅館などでの洒宴の余興としてこれらは秘かに演ぜられるのですが、一般者が外部から見ても絶対分からないようになっていますので、もし根気のある人がいたら、一つ一つ電話で当たってみたら……?

それでも本当のことは言わないだろうから、本当にそんなのを見たければ、温泉地へ行ってポン引きに当たりをつけるとかすればそれらのショーは見られるでしょうが、やはりいいショーを見るにはそれまでに何度もだまされたりして高い月謝がかかるでしょう。世に「ジャの道はヘビ」です。「本気」これ一筋!

(続く)


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