文=横田猛雄
絵=伊集院貴子
【吸い尽くしてあげる】
クライマックスの発射に虚脱してしまって私も、二人の先生も、暫くは荒い息をするだけでしたが、やがて上田先生がビーカーを取り上げ、
「この子の糊硬いわ、これ見い!」
と言ってビーカーを傾けましたが、中のあれはそのままで中々流れず、ビーカーを逆様にしても流れ落ちたりしませんでした。
先生達がフーンと何か感心したように呻っていますので、私は、
「先生、こうやって出してもらうと僕病気にならんと済むんですか?」
と質問すると落合先生が、
「そうよ、一週間に一回、出来たら二回はこうやって出さな横田のチンチンは育ちすぎてあのデン助みたいになるのやるなあ、これ、かわいそうなチンチンや」
と笑いながら私の首筋に接吻してくれました。
「私が病気や言うたらこの子本気にしてしもうて、あんまり薬が効きすぎて、自殺でもしたらえらいことやとこっちの方がひやひやしとったわ、そやけどおかしうて……」
と二人の先生が前と後ろから私をサンドウィッチみたいに両方から抱いて、ひとしきり笑い転げました。
「先生、僕そんなやらしい病気になるの嫌や、助けてえ……」
なんて言って落合先生が笑うと、
「チンチンが育ちすぎて、郵便ポストみたいになると思い込んどったんやなあ、この子は……」
と上田先生も私の両頬に接吻してくれるんですから私はとっても眩しくって、そのうちに今度は上田先生の指が私のお尻の穴にズカズカと押し入ってきて、私はそのあまりにも手慣れた指の動きに、先生の指が一本根本まで入った時、お尻から串刺しにされたような気がして)思わずキュッと喰い絞めました。
「おうお、小生意気に絞めようて言うんか?これ、どうや降参か?」
と上田先生は器用にガラスコップの中を洗うように二本の指の先を鉤の手に曲げたり、ジャンケンのチーのように開いたりして、そうやって指を抜きながら拡げられると凄く気色よくって、私のお尻の穴は汗のような熱い液がタラタラと二筋湧き出したらしいのが自分でも分かり、やがて先生の指の動きで私のお尻の穴は、
「クチャクチャ、クチュクチュ」
と湿った音を立て始めました。
「おう喜んどるやんか……」
と楽しそうな顔した先生は、いきなりグッと腕に力を入れ、指を根本まで一杯に挿入し、揃えたその指先が膀胱の裏面をキュッと押しました。
膀胱を押されるとジンと熱く、オシッコしたいみたいに思ったら、先生の指先は更に深く曲げられ、その先端で一押しされて、私は、
「アヒーッ」
と叫びました。
電気が通されたようなビビーと来る所を責められたのです。
又糊を発射させられたのです。
(続く)
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