文=横田猛雄
絵=伊集院貴子
【チョン切ったろかあ!】
先日CBC、中部日本放送のラジオの夕方の番組を聴いていたら、小沢昭一という人が善光寺亀について、と題して話していましたが、さすがは助平派の小沢昭一氏です。
酒屋のお姉さんが言っていた善光寺チンボと同じことで、彼の言う亀は亀の頭、つまり亀頭のことで、亀頭とはチンチンの先端の脹らんだ部分で、グランスとも呼び、俗にカリ首とも言うもので、ここの鰓がよく張っていれば、釣針のカエシのようなもので、中へ入ると今度は抜く時鰓が抵抗になって膣壁を擦り下ろすので、女は皆身も世も無く狂い廻るので、亀が善光寺型をしていて全体か長大なら恵まれた天下の逸品だとのこと。
どうやら善光寺チンボは全国的に通人にはよく知られたもののようで、酒屋のお姉さんは、昔よく年寄りが話していたので知っているんだと言っていました。
そして私のチンチンを両手に捧げて頬摺りし、
「猛ちゃんのチンチンこそ本当の善光寺チンボやわ、こんなええチンボして、あんたきつと将来女泣かせの天才になるやろなあ、うらやましいわ。
うちの主人なんか猛ちみたいなもんや、あんな貧相なものぶら下げてようも厚かましい顔して生きとるやさと思うと情け無いわ!」
と言うと、横から新聞のお姉さんも、
「うちの主人かて小さいし先が細いし、ろくに満足に種もよう出さへんし、そのこと思ったら猛ちゃんはほんまに理想的なええチンボしとるわ、将来どんな子が嫁さんに来るか知らんけど、ほんまにもう羨ましいわ、チンチンをチョン切ったろかあ!」
と指を鋏の形にして切る真似をしました。
(続く)
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