文=横田猛雄
絵=伊集院貴子
【植えつけ】
指先を揃えてすぼめた手を、体重をかけてズンと突っ込んでもらったのですが、どうしても入りません。指は全部入るのですが、最後の関節の所の直径の方がはるかにアヌスより太いのです。それは入れている春子ちゃんにもよく判るようで、「お兄さん、穴の方が小さいから指の根元の骨が当たって入らないよ」と言っています。
入れられる私の方からしても春子ちゃんのその関節が私のアヌスの外側を押しているだけで、アヌスの紐(巾着の紐)が弛んでいないのがよく判るのです。
ははあ、この紐を何とかして弛めなければ……と私は考えました。
まだとうてい入らないと判ったから私は春子ちゃんに弾みをつけて、ズン、ズン、と強引に杭を打つように打ち込んでもらいました。プンと打ち込まれると、丁度一杯に開いたロに更に左右に指を掛けて拡げようとして引っ張る時のようにヒリヒリして痛く、また熱くカッカと火照ってきました。
そうやって何百回もズンズン打ち込んでもらって、また時には平にした掌でこね廻してもらって痛さをこらえ、お尻の穴が言うことを聞いてくれるのを待ちました。
痛いけど春子ちゃんの牛乳のような真っ白いふっくらとした肌と真っ黒なあそこの毛を見ながらそうされるのはとても被虐感に満ちた素晴らしいもので、彼女の指は男の私のよリ柔らかくてくにゅくにゅ動いて、それで直腸の内襞を触られるだけで凄い快感です。
春子ちゃんは「お兄さん、駄目だわ、手の方が少し大きくて、もう少しだけど……」と言っています。
そうやって第一日目は時間切れとなったのです。帰る時春子ちゃんは「お兄さん、出来なくて御免なさい……」と言ってくれました。その一言で私はその後月に一度は欠かさす彼女のもとに通ったのでした。
(続く)
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