文=横田猛雄
絵=伊集院貴子
【第二回目】
二回目は指名で春子ちゃんにまたあの事業(?)を続行してもらったのです。
もちろんフクレ大五郎で前戯をして、また田植えです。乳液は惜しみなくたっぷり使ってくれてます。
最初の時より痛みは少なく、やや大きく拡がっているようです。春子ちゃんも「前より少し大きくなったわね、もう少しだわ、もう指のつけ根の一番太い所がお尻の穴のふちまで行ってるから、入りそうでまだ入らないのよ!」と言っています。
痛いのは確かに痛いのです。無理やりにロを一杯開かされたように穴全体がぴんと張りつめてカッカと熱持っているんですから。
それでも前より何となく楽なのです。
私は一つの名案を思いつきました。極限まで入った手を抜かずにそのままにして指を曲げて握って拳骨にしてもらったら手の直径は刺さったままの位置で一段と太くなるからアヌスの拡張には一番有効だと気付いたのです。
春子ちゃんは拳骨をつくってくれましたか、それは予想外の重労働のようでした。「わあ、お兄さん、きつい……、お兄さんのお尻の穴きゅうと締まってきつくって春子ちゃん手がしびれちゃってなかなか拳骨握れないよ……」とそれでも真っ赤になって肘をふるわせながら長いことかかつて春子ちゃんは拳を作ってくれたのです。
その時の感触は、ヌメーッとお尻の穴が拡げられるのが、何だか地殻変動で地層がグラリと動いたようで、本当にアヌスに打ち込まれた杭が、そのままで一段と太くなったような、十回くらい拳骨をつくってもらいましたが「ああ、もう駄目だわお兄さん、手がもうしびれちゃって握れない、もう駄目だわ、本当にきつく締まってるんだから、フー」と彼女は溜め患をつき、私のアヌスに手を入れたまま指をゆるめて伸ばしました。
私も「春子ちゃん、そんなにきつい?」と笑いました。
一旦手を抜いた春子ちゃんはその右手を見せながら「ほら、手かこんなに赤くなってるよ、骨が折れるかも知れないと思ったわ……」と笑いながら一呼吸し、律気にもまたすぐに手を挿入してくれたのです。
春子ちゃんの中指が侵入してくるのが私の直腸壁に鋭敏に感じられて一瞬うっとりしていると、思いもかけぬ春子ちゃんの声なのです。「あれ、ああお兄さん入って行くよ、どうしよう?」と。はっと我れに返った時真上から田植えの型で差し込まれた春子ちゃんの手は何とあの一番太くって今まで入らなかった所が難なく今私のアヌスの紐の輪を通過してためらいながらも直腸の中に全部入ろうとしているのです。
私はあまりのあっ気無さにぼんやりとし、次の瞬間、「春子ちゃん、ズンと入れて、かまわないからもっと一杯に入れて!」と言ったのです。それが第二回目の挑戦、私のアナルフィストファック成功の場面(この体験記の第一回目の冒頭)だったのです。
(続く)
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