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▼ 大肛門狂時代 お尻の穴のお勉強【97】

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文=横田猛雄
絵=伊集院貴子


やっぱりチンチンは大きいにこしたことはないのでしょうか? というわけで、今回は並はずれた巨根の持ち主世を征す、というお話です。有名なわが国の弓削道教、それに帝政露西亜の怪僧、ラスプーチンは巨根によって国政を意のままにしたと伝えられているのです。


【医者と親子】

さて、二句目の川柳、これは女性のオナニーを扱ったもので、○○の四字は称徳女帝のことを言っているのは確かですが、今正確に思い出せないので○にしておいたのです。
意味は左のようなものです。

「普通、女性が自分一人で自慰をする時は、手の指のうち、示指と中指との二本をマンコの中に入れるのだが」

と言うことが伏線になっていて、称徳女帝は伝説に有名な巨大マンコの持ち主なので、右の二本の指だけでは物足らず、医者と親子、つまり医者とは薬指のことで、親子は字の通り親指と子指のこと。
つまり女帝は巨大マンコだから、自慰する時に二本指というようなケチなことはせず、全部の指、つまりは掌(フィスト)を用いてそれを中に押し込んだにちがいない、と言うことです。

今、ヨーロッパの裏ビデオの中には、オメコや直腸の中に自分の掌を挿入するものもありますから、巨大マンコの女帝ならきっと自分の手首まで中に入れてこね廻して激情を鎮めたであろうことは充分に考えられることです。
道鏡はきっと拳骨のように硬くてよく張って太いマラで、五本指に慣れて拡がり癖のついたその大きなマンコをさらに目一杯押し拡げて、女帝をのたうち廻らせたにちがいありません。

でも道鏡は女帝一人を相手に組んずほぐれつしたのですが、ラスプーチンは更に凄い、まるでナポレオン軍の加農砲か、ネルソン提督の旗艦の艦砲射撃のようにその太い腕のような巨大マラで、王妃を始めとして並居る高貴な婦女子をすべて貫き、まさに王宮を酒池肉林の巷と化したと言うのですから、まさに胡ヒンの化身のようなものです。

安太郎の大睾丸の話が、怪僧ラスプーチンの話になったのは、当時丁度外国映画『怪僧ラスプーチン』が来て、新聞の広告の所にその一シーンの写真があり、そこに酒池肉林という字が書いてあり、中学生の私らにも何かしら異様なエロチシズムの臭いをかぎとることが出来たからで、上田先生や落合先生はその映画を見ていましたから、自然と話題がそこへ行ったのです(新聞の広告には女性の裸体も出ていましたが、当時の映画は、今のテレビのラブシーンなどに比べて、まだそんなに露骨な表現はなかったと思います。それでも随分話題になったものです)。
(続く)


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