文=横田猛雄
絵=伊集院貴子
【水ヨウヨウの出番】
私は先に新聞のお姉さんが、蒟蒻でお尻の穴を叩かれて狂い廻ったのを見て、ようし、土曜日の昼からは落合先生のお家で先生たちとやるんだから、これを使って見てやれと、鞄の中に忍ばせて来た水ヨウヨウを取り出しました。
これは昨年の夏祭りの時買ったものですが、棄てないで残しておいて、とてもよかったと思います。
敏感で色の抜けるように白い落合先生の太股は、赤ちゃんのオシメを替える時のように私が揃えて持ち上げると、今まで座っていた時は折り曲げて膝の裏になっていたお尻から膝頭の裏側の所が、心細げに露になりました。
持ち上げた両足首を上で交叉させると、先生は空中で逆立ちして胡座を組んだようになり、真っ黒に毛の茂ったあそこが、蛤を煮た時みたいにバッタリとロを開き、中からは赤貝と同じ色をした、粘りと湿りのある襞々が、あふれるように顔を覗かせました。
落合先生も先程からの上田先生の話に、もう充分痺れ切っているようです。
落合先生の両膝頭に私が両肘を乗せて、そのままそこへ体重を掛けてやると、先生は私の重みでますます海老のように上体を曲げますので更に股がよく拡がり、珊瑚と同じ色をした先生のお尻の穴の中心、そうです朝顔の花を上から見下ろしたような形ですぼまっているお尻のロが、ピクッピクッと、小刻みに動いているんです。
私があんまり股を拡げさせていますので、先生の太股の付け根の腿もピリピリ動いて、その腰と健との間のお尻の穴の周囲には、前の方の濃い毛の流れが続いていて、お尻の穴を過ぎて、後ろの尾てい骨まで黒く生えているんです。
その毛が、さっきまで正座していたのでびっしょり湿って肌にへばり付いて、青味のある白い肌に漆のような黒い毛ってとても素敵で、ひとりでにロ付けしたくなってしまいます。
先生は私の唇が近付いただけで、かすかな鼻息がくすぐったいと、逃れようとしますが、それをがっしりと押さえつけて、チュッと吸って、ペロペロと舐め廻し、舌の先を硬く尖らせて、穴の奥に向かってツンツン突いてやるのがとっても好きです。
そうやるとどんな女の人でもヒイイ……と腸を抜かれたような声を出しますから……。
そうして嫌々する時みたいに首を横に振りながら、お尻の穴を中心に、その溝を左右に広く往復して舐めてやると、左右の毛がじゃりじゃりして、先生はタラーッと一筋汗みたいに透明な液を吹き出し、今度は舌を引っ込めて、下側の前歯だけで、軽く押すようにしてその濡れた溝の凹み一面を均してやると、その溝の凹みの一面全体が、煮え立つようにそよぎ始めるのが感じられるのです。
ここまでやってやると、
「ほれ、もう一寸で噴火や」
と、女の人の身体が花咲き始めるのが分かります。
もう唇を離してもピクピクとせわしく連続微動の止まらなくなっている落合先生の両膝頭の上に腰掛けた私が、身体を折り曲げて畳の上に置いた水ヨウヨウを取ろうとすると、気を利かせた上田先生がそれを取って私に手渡してくれました。
(続く)
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