文=抱枕すあま
1993年にデビューした、石原めぐみというAV女優をご存じでしょうか?
セーラー服の似合う日本三大SM女優の一人といえば、分かっていただけるかもしれません。ちなみに、日本三大SM女優の他の2人は、小泉ケイさんと宮地奈々ちゃんです。
ビデオでは、『狙われた女子校生放課後の愛奴』(アート)、『インモラル天使\x87[』(シネマジック)といったSM作品に出演していました。カメラマンの杉浦則夫氏が撮影した写真集『美少女SM』(三和出版)は、未だに不朽の名作といわれています。人気サイトの『SM探偵団』で実施した、20世紀に制作されたSMビデオの人気投票において、作品部門では『女体実験』(ベティー)が第10位、女優部門では堂々の第1位に輝いています。石原めぐみちゃんは、名実ともにSM女優のナンバー1なのです。
↑こちらが石原めぐみちゃん。ジャケットは『おんな犬の啼く夜』(シネマジック)です。
私は、この石原めぐみちゃんの大ファンです。いつか本人とお会いして、彼女の温もりを感じたい……。まるで中学二年生の男子生徒のような、常に悶々とした日々を過ごしているのです。そんなある日のこと、私は石原めぐみちゃんが出演しているビデオを見ていて、急にあることを思いついたのです。
そうだ鹿島旭、行こう。
なぜそう思ったかというと、石原めぐみちゃんが出演した『ミニスカ首輪調教VOL. 2』(桜桃書房)を見ていたら、画面いっぱいに鹿島旭駅が映し出されたのです。そして、石原めぐみちゃんは、鹿島旭駅のそばにある公衆電話で、電話をかけていたのです。
(石原めぐみちゃんが触れた受話器に私が触れることができれば、彼女の温もりを感じることができるのではないか?)
そう思った私は、いてもたってもいられず、鹿島旭駅へと旅立ったのです。この鹿島旭駅、茨城県の大洗海岸の近くにあります。都内の私の家からは、とても遠いところにあるのです。上野駅9:49発の常磐線に乗ると、水戸駅には11:59に着きました。この時点で、もう既に3時間近く電車に乗っていました。座りっぱなしだったので、かなり腰が痛くなっています。しかし、目的地の鹿島旭駅へ行くには、そこからさらに鹿島臨海鉄道大洗鹿島線に乗り換えなくてはならないのです。
結局、鹿島旭駅に到着したのは、12:37でした。自宅から鹿島旭駅まで来るのに、3時間以上もかかったのです。し、しかしですね、つ、ついに念願の鹿島旭駅へとやって来たのですよ!石原めぐみちゃんが目にしたのと同じ風景が、私の目の前に広がっているのです!!
(続く)
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