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▼ すあまにあ倶楽部 第1回 やっぱり生が好き【2】

文=抱枕すあま

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↑俎上の生下着。とりあえず載せてみて、どう調理しようか思案中。


とりあえず、無難に茹でてみることにしましょう。茹でる場合は、下ごしらえとして、生下着を前面と後面の二枚おろしにします。「お魚の目が怖い!!」という女子中高生でも、生下着には目が付いていないので、二枚おろしも平気なはずです。ただし、「お魚の目より、世間の目が怖い!!」と言われるかもしれませんけどね。

ここで注意したいのは、ゴムは食べられないということです。ゴムは、しっかりと取り除くようにしましょう。食べたときに、「ノドにゴムが突き刺さった!!」と大騒ぎする可能性がありますから。こういうときは、慌てずにパンツを丸めて飲み込むといいみたいですけどね。

茹で時間は、生下着の素材によって異なりますが、スパゲティーのように、髪の毛の太さほどの芯が残る状態(アルデンテ)が良いようです。私としては、前面は酢みそで、後面はカレーソースで食べることをオススメします。茹で下着が黄色や茶色に染まる様は、スカトロ好きの方からご好評をいただいています。

スカトロはどうも苦手だ……という方には、一夜干しをオススメします。生下着を背開きしたら(関西では腹開きが一般的です)、さっと洗って干しましょう。半生タイプなので、下着本来の柔らかさが味わえるでしょう。無農薬野菜を作っている歯の弱くなったジイさんやバアさんでも、美味しく食べられます。もちろん、生下着を売っている歯の弱くなったジイさんやバアさんでも、美味しく食べられますけどね。

ただ、ちょっと生臭さが残るので、食べられないという人もいるかもしれません。でもだからといって、完全に水分がなくなるまで干さないで下さい。それは『干し下着』という食べ物ではなく、『洗濯物』になってしまうのです。

干し下着を作るときは、渋生下着という別の品種を使用する必要があります。そのまま生で食べるとシブいだけの渋生下着ですが、太陽の日にさらされることで、甘さが増していきます。そのため、干し下着は食後のデザートとしてお召し上がり下さい。

他にも、焼いたり蒸したりといった調理方法があります。ただ単にマヨネーズを付けて食べても美味しいですし。だけど新鮮な生下着は、やっぱりお刺身が一番です。私は、昔からこの食べ方が一番好きですね。それでは、いっただきま〜〜〜す!!

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↑使用した食材は、すべて美味しくいただきました。


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