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▼ すあまにあ倶楽部 第45回 ポニープレイを知ってるかい?(1)

文=抱枕すあま

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「人妻変奴通信2〜破滅願望の女〜」

収録=100分
発売=2007年11月17日
企画・製作=SCRUM
Copyright (C) SCRUM.

↑『人妻変奴通信2〜破滅願望の女〜』(SCRUM)より。撮影に使用されたポニープレイ用の馬具などは、『SMグッズのエピキュリアン』にて購入できます。


ヒューマンポニーって知っていますか? 人間なのに、馬として扱われる女性(ポニーガール)あるいは男性(ポニーボーイ)のことです。いわゆる、役割を決めてその役を演じる“ロールプレイ”の一種です。

日本のSMでは、人間を馬よりも犬として扱う方が一般的です。SMプレイの中で、犬と同じような首輪を付けて四つん這いで歩かせたり、手を使わずに床に置かれた皿から餌を食べさせたりしますよね。

しかし、欧米では、馬として扱うプレイの方がさかんに行なわれているのです。両方とも人間に従順な動物ですが、犬のような愛玩動物とは異なり、馬は荷物を運んだり、畑を耕したり、馬車を引いたりする、働く家畜なのです。

そのため、プレイスタイルも独特のものがあります。今回のすあクラは、日本ではあまり馴染みのないポニープレイの世界について、ご紹介したいと思います。

冒頭で、ポニープレイは日本であまり馴染みがないと書きましたが、実は日本にもポニープレイの文化があるのです。みなさんが子供の頃、四つん這いになった父親の背中に乗って、遊んだことはありませんか? それが、まさしくポニープレイなのです。

それでは、どれくらい昔から、日本でポニープレイが行なわれていたのでしょうか? 私は、ポニープレイの歴史について、国会図書館へ行って調べてきました。日本の歴史について書かれている書物を読みあさったところ、西暦960年頃には、すでにポニープレイが行なわれていたことが分かりました。日本には、欧米に負けない1000年以上にも渡るポニープレイの歴史があったのです。

しかし、その当時は現在と異なり、家長である父親の権力が大きかったためか、子供が父親の背中に乗ることはなかったようです。当時の子供は、驚くべきことに、野生のクマとポニープレイを楽しんでいたようなのです。


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「きんたろう」

著者:いもとようこ=文・絵
初版年月日=2000年5月
ISBN=978-4-265-03074-3
出版社=岩崎書店

↑いもとようこ著「きんたろう」(岩崎書店)


みなさん、童謡の「金太郎」の歌詞を知っていますよね?

♪ クマに またがり お馬の景子ォ〜〜 ♪

そうなのです。日本において、はじめてポニープレイをしたのは、金太郎だったのです。景子という名前のメスのクマを相手に、ポニープレイを楽しんでいたのです。確かに、この絵本のクマは、愛らしい顔をしていますよね。

残念ながら、金太郎によってはじまった、歴史のある日本のポニープレイも、今では廃れてしまいました。しかし、欧米ではポニープレイが非常に盛んに行なわれているのです。いったい、どんなプレイが行なわれているのか、気になりますよね?
(続く)


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