文=抱枕すあま
『満開ダーリン』
著者=山本小鉄子
価格:630円(税込)
出版社: 大洋図書
ISBN-13: 978-4813051701
発売日: 2009/2/2
↑山本小鉄子著『満開ダーリン』(大洋図書)。大志が花屋の店長である晴彦と付き合うお話です。ちなみに、一般向けらしいです。大洋図書が考えている“一般”って何!?
みなさま、ご機嫌いかがでしょうか? 私はこの時期、意味もなく上野駅へ行ったりしています。上野駅といえば、かの大歌人である石川啄木が望郷の念を募らせ、このような歌を詠んだことで有名な場所です。
ふるさとの 訛りなつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく
啄木と違い、私の場合は上野駅へ故郷の訛りを聴きに行くのではなく、女子高生を見に行くんですけどね。だって、受験シーズンのこの時期は、恋愛には目もくれず、勉強ばかりしていた超マジメな女子高生が地方から大挙して押しかけてくるのです。
それに、制服だって古典的なセーラー服が多く、スカート丈も膝まであるのです。すでに絶滅したと思われていた、あの純真で無垢な女子高生が、年に一度、地方の田舎から悪の巣窟である東京へとやってくるのです。しかも、小さな身体に不釣り合いなほど大きなボストンバックを抱え、初めて一人でやって来た東京の街の中で、不安げな表情を浮かべているのです。
完全に、その手のマニアにはたまらないシチュエーションです。もし、そんな女子高生に、訛りのある言葉で道を尋ねられたりしたら、私は理性を抑えられないかもしれません。女子高生のお尻を触って逮捕され、「ぢつと手を見る」ことがないように気をつけますです。はい。
ところで、みなさんはエロ漫画を読みますか? 私は官能小説も大好きですが、エロ漫画も大好きなのです。私がエロ漫画と出会ったのは、小学5年生の時でした。近所にあるアパートと壁との狭い隙間に、エロ漫画が大量に捨てられていたのです。きっと、アパートの住人が、窓から読み終わったエロ漫画を投げ捨てていたものだったのでしょう。
そのため、放課後は同級生全員がこのアパート前に集合し、みんなでエロ漫画を拾っては読みまくっていたのです。今でも覚えているのは、チンコが二つ付いた男性が登場して、女性の二穴を同時に犯しまくるという話です。最後に、「お前はオレのミルク飲み人形だ!!」という名台詞は、いまだに私の脳裏から離れられません。
ただ、私の場合、エロ漫画であればなんでもよい訳ではありません。エロ漫画に多い、爆乳というのがダメなのです。Zカップくらいありそうな、ロケットのようなオッパイだけは、絶対に許せないのです。やっぱり、漫画であってもオッパイはふくらみかけで、なおかつパイパンな美少女が私の好みなのです。
(続く)
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