文=抱枕すあま
↑犬となったM男たちに跨る辰神麗子さん。これから、このM男たちの尿道がスゴイことに!!
ある日のこと。エピキュリアンの社長から、一本の電話が入った。
社「すあま君! ついにやると決めたよ!!」
す「そうですか……。とうとう、やってしまうのですか……」
何の話かというと、エピキュリアン初の女王様モノの撮影の話である。実は、女王様モノの企画は、社長が数年前から温めていたものなのだが、男優さんがなかなか見つからなかったため(すあまさんがM男役を拒否した)、撮影が延び延びになっていたのだ。
社「今回のテーマは、ズバリ『尿道』だよ」
尿道クンニの第一人者としては、尿道と聞いて黙っていることなどできない。私は、こっそりとエピキュリアンの撮影現場へと潜り込んだのである。
今回の撮影は、大久保のMKスタジオで行なわれた。撮影スタッフは、監督でもあるエピキュリアンの社長、拘束具担当の工場長、紅一点で衣装係のポニー部長、そして、我々が全幅の信頼をおいているカメラマン兼編集の池田氏である。いつもの撮影スタッフなので気心が知れており、黙っていても撮影の準備は着々と進められていく。
今回、私は男優としてではなく、あくまでも『WEBスナイパー』を代表しての取材者という立場である。早速、私はポニー部長に対して取材を開始した。
す「今日の撮影の内容について、ちょっと取材させてください。今回の撮影場所は、MKスタジオですよね」
ポ「そうだぉ!」
す「ポニー部長は、MKスタジオの"MK"が何の略だか知ってますか?」
ポ「なになに?」
す「ここだけの話なんだけど、松居一代のイニシャルから名付けられているんだよ」
ポ「へぇ〜。すあまタンって、物知りだぉ! アタマがいいぉ!!」
社「そんな簡単に、すあまに騙されるなよ……。MKは、ミラ狂美のイニシャルだろ?」
ポ「そうなの? 騙したな! すあまのくせに、生意気だぉ!!」
ポニー部長に殴られそうになった私は、すたこらサッサとスタジオを飛び出したのであった。外に出たのはいいが、撮影が始まるまでには、まだまだ時間がある。私が暇をもてあましていると、社長が男優さんをホテルまで迎えに行きがてら、撮影に必要な小道具の買い出しをするというので、私も一緒に同行することにした。
男優さんは、新宿のプリンスホテルに宿泊していたので、ホテル内にある商業施設の『PePe』で買い物をすることになった。ちなみに、ローションの方は『PEPEE』であり、関係がないようだ。店内がぬるぬるしていないのが、なによりの証拠である。
男優さんと合流した我々一行は、まずは100円ショップへと向かった。ちなみに、私は100円ショップで買い物をしたことがほとんどない。"安物買いの銭失い"という言葉があるが、あまりにも安い商品は、どうも信用がならないのである。モノには、適正な価格というのがあるはずなのである。それなのに、すべての商品が100円だなんて……。そんな私は、もっぱら99円ショップを愛用している。
さてさて、尿道に入るモノで100円ショップで売っているのはと……。私が視線を横に向けたとき、そこにはガラス製のマドラーが置いてあった。焼酎の水割りなどを作るとき、かき混ぜるためのあの棒である。しかも、このマドラーには、ギザギザが付いているではないか!!
思わず、(あの男優さんは、コレくらいのものが尿道に入ってしまうんだろうな。しかも、ギザギザで尿道の粘膜を刺激され、気持ち良くなってしまうんだろうなぁ)などと考えてしまう。私は、マドラーを手に取り、男優さんの方をニヤニヤしながら見つめてしまった。
100円ショップを後にした我々一行は、次にお花屋さんへと向かった。我々は、チンコに刺すためのバラを買いにきたのである。お花屋さんといえば、看護婦さん、ケーキ屋さんなどとならび、女の子がなりたい職業の上位にランクされるものの一つである。とても女性らしい職業であるといえよう。我々が買い物に向かったお花屋さんにも、非常に可憐で清純そうな若い女性が店番をしていた。
社「どのバラがいいかなぁ……」
す「トゲがあっても大丈夫ですか? トゲがあった方が、痛そうで映像としていいじゃないですか?」
社「すあま君は、自分がやらないと思うと、無茶な要求をするよね。だって、素手で触っても結構痛いよ。これを尿道に入れるのは、ちょっと無理だよ」
男「これくらいのトゲなら、大丈夫ですよ」
社・す「ま、マジッすか!!」
花「いらっしゃいませ。何かお探しですか?」
我々は、無口になった。さすがに、汚れを知らない女性に対して、「チンコに刺すのに適したバラをください!!」だなんて、絶対に言える訳がない。しかも、「尿道を鍛えている人に最適なトゲがあるバラをください!!」だなんて。
社「あ〜、え〜と……。そうだそうだ、バラが欲しいんだけど」
花「バラですね? こちらのバラなどいかがですか? 非常に人気があるんですよ」
社「トゲはどんな感じですか?」
花「この種類のバラのトゲは、それほど尖っていないんですよ」
社「これなら、大丈夫ですかね?」
男「大丈夫ですよ」
花「???」
社「それじゃ、それを5本ほどもらおうかな」
花「あっ、はい、ありがとうございます。ご自宅用ですか? それともプレゼント用ですか?」
我々は、またまた無口になった。だって、「ご自宅用でもプレゼント用でもなく、チンコ用です!!」だなんて、言える訳がない。言える訳が……。しばしの無言状態が続いた後、すあまさんは、意を決してこう答えた。
す「ごチン宅用です」
↑お花屋さんで買った、ごチン宅用のバラと辰神麗子さん。すあまさんお気に入りの一枚。
買い物を終えた我々一行は、スタジオの近くにあるコインパーキングに車を止め、荷物を下ろし始めた。すると、社長がなにやら叫んでいる。
社「すあま君! この精算機、壊れているよ! さっきから駐車料金を払おうとしているのに、精算機が反応しないんだよ!!」
す「この駐車場、後払いですけど……。まだタイヤ止めも上がっていないのに、支払いはできませんよ」
どうやら、社長は拘束具の準備などのため、徹夜状態で撮影に来ており、ボケボケの状態だったのだ。まだ撮影が始まっていないというのに、こんな人が監督で大丈夫なのか!?
驚愕の撮影現場のリポートは、次回に続く!!
上へ |
カテゴリ一覧へ TOPへ |
■広告出稿お問い合わせ ■広告に関するお問合せ ■ご意見・ご要望 ■プライバシーポリシー ■大洋グループ公式携帯サイト |