(※この記事は2008年にWEBスナイパーで掲載されたものを再録したものです)
す「新作の発売、おめでとうございます!!」
社「ありがとう」
す「今回は、どんな作品なんですか?」
社「今回は、鞭にこだわった作品で、『PAIN GATE〜苦悶乱舞〜』というタイトルなんだよ。初めての試みとして、自分でプロデュースせず、乱田(舞)さんにすべて任せてみたんだ」
す「えっ! プロデュースをしなかったんですか? 今までの作品では、ずっとプロデュースをしてましたよね。なにも制約なしでお任せしたんですか?」
社「一応、打撃系の作品ということだけお願いしたんだけど、それ以外は何も口を出さなかったんだ。乱田さんも、やってみたい責めがあったみたいだったし。だから、今回は撮影現場にも行っていないんだよ。編集済みのテープをもらって、こっちではモザイク処理をしただけだからね」
す「それじゃ、撮影中の面白エピソードが何もないってことですか? レビューを書くのが苦手な私は、これまでの新作紹介はすべて面白エピソードで済ませてきたというのに、いったい、どうしてくれるんですか!?」
社「そんなこと、知らないよ……」
す「むぅ〜〜〜っ」
社「ふくれっ面しなくてもいいのに」
す「頬がふくらんでいるのは、生まれつきです!!」
社「え〜と、なにかエピソードがあったかなぁ……。そうだ、今回の作品の中では一本鞭が使われているんだけど、これが凄いんだよ。乱田さんが、わざわざニュージーランドまで行って、買い付けてきたものらしいんだ」
す「それって人間用じゃなく、本物の牛追い用じゃないですか……」
社「たぶん、そうだろうね。ただ、この一本鞭は太すぎて、普通の人ではなかなか上手く振れないみたいなんだよ。乱田さんは、そんな扱いが難しい鞭を、狭いスタジオの中で使っているんだからね。相当な技術だと思うよ」
す「一本鞭って、狙ったところに当てるのは、オモチャみたいなものでもかなり難しいですからね」
社「今回は、ハードな責めに耐えられる女優さんを用意したから、乱田さんも大手のメーカーさんじゃできない、限界までの鞭責めができたんじゃないかな」
す「確かに、大手のメーカーさんじゃ、ある程度名前が売れている女優さんを使うから、身体に傷や跡が残るようなハードな鞭責めはできないですからね。それに、大手になればなるほど、倫理的な面での自主規制とかもありそうですし」
社「作品を最後まで観てみると、乱田さんはやり切ったような満足げな表情を浮かべているからね。乱田さんも納得できる作品が撮れたんじゃないかな」
す「ただ、『SCRUM』的な作品かどうかというと、ちょっと違う気がしますね。乱田さんが監督されている大手メーカーの作品と比べたら、数倍もハードな責めなんですけど。なにせ、これまでの『SCRUM』作品というと、有刺鉄線での縛りや性器の縫合など、猟奇的で異常な責めが多かったですから。初めての一般的なSM作品といえるんじゃないですか?」
社「そういわれると、そうかもね。この作品は、乱田さんの作品が好きで、いつもよりハードな責めが観てみたいと思っている人にとっては、オススメできる作品だと思うよ。編集も上手くまとまっているし、作品としてのクオリティも高いからね」
す「そうですね。特に、ニュージーランドの一本鞭での責めシーンは必見ですね。ところで、なにやら怪しい動きが『SCRUM』にあるという噂を聞いているのですが……」
社「相変わらずの早耳だねぇ。実はね、次回作で使う拷問椅子を制作しているんだよ。今度は、風見蘭喜さんに監督をお願いするつもりだから、有刺鉄線よりもさらにハードな作品ができると思うよ」
す「ハードなのはいいですけど、くれぐれも人が死なない程度でお願いしますよ……」
↑水平吊りに蝋燭。乱田さんの作品ではお馴染みの責めも登場します。
↑これが噂のニュージーランドで探し当てた一本鞭です。女優さんの身体に巻き付いていきます。
↑女優さんの身体は、幾筋もの赤条痕で覆われています。一本鞭の威力が分かる写真です。
【お詫びと訂正】
コラムの中で、ヒーヒーおばあちゃんとヒーおばあちゃんの本名を逆に紹介しておりました。正しくは、ヒーヒーおばあちゃんが“森田フミ”で、ヒーおばあちゃんが“森田トミ”でした。読者の方々および関係者の方々にご迷惑をお掛けしたことを深くお詫びいたします。
『PAIN GATE〜苦悶乱舞〜』
主演:和泉しずく
監督:乱田舞
価格: 8400円(税込)
品番: DDSC-015
メーカー:SCRUM
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