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▼ 赤満幸猟奇譚 第14回 【黄金虫のブルース】

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絵と文=大園喜八郎

秘密教団「赤満講」が、生け贄となった哀れな少女たちを使って荒ぶる神々を鎮める背徳と暴虐の歳時記。
ジャパニーズ・カルトの新境地!


【黄金虫のブルース】

浣腸と 木馬に狂う 新学期

ビリから二番目の少女は、石田マリちゃん十五歳でございます。実は明日四月五日に新学期が始まり、新しいセーラー服に身を包んで始業式に参加するはずでしたが、父親がこしらええた莫大な負債の担保として、今ここに全裸を晒す羽目になっているのでございます。

つい昨日までは、良家のお嬢さまとして大切に育てられたこの娘にとって、「鶯の谷渡り」はあまりにも残酷なサドゲームでした。すっかり遅れてしまったマリちゃんには、さらに恐ろしい罰ゲームが待っているのでございます。

赤満講の掟に従って、少女は素っ裸のまんまで、船に積み込まれていた丸太ん棒や杉板を担いで浜辺に上がり、背中や尻を鞭打たれながら、木馬を組み立てるのでございます。四本の脚は四本の垂る木でしっかり固定された後、海岸の砂浜に埋められます。そして、四本脚の真ん中に、少女の真新しいセーラー服と純白の下着が広げられるのでございます。

さらに、木馬の横に立てられた柱には浣腸液をたっぷり入れたガラス容器が吊るされ、長いゴム管とおぞましい嘴管(エネマシリンジ)が接続されて準備OKとなるのでございます。全裸の柔肌を鞭で叩かれながら、責め具を組み立てて行くうちに、マリちゃんはこの忌まわしい装置が何に使われるのか、おぼろげながら判ってきたようです。

数人の男たちに抱きかかえられて木馬に乗せられるとき、「止めてー」と必死になって足をばたつかせて抵抗しましたが、所詮大の男の力には勝てません。おまけに、垂れ下がった両足首を縄で繋がれて、木馬から絶対に逃げることは出来なくなってしまいました。

可哀相に少女は、鋭い木馬の背に接する最も敏感で恥ずかしい部分で、全体重を支えなければなりません。「痛いよー、降ろしてー」と泣き叫びますが、もちろん誰も助けるものはおりません。ついには満幸の一部が切れて、鮮血が太腿を伝って流れ落ちたところで、後ろ手に繋がれたロープが巻き上げられ、ほっと一息をつきます。

しかし、そこにはもっと恐ろしい責めが待ち構えています。マリちゃんの小さなアヌスに無理矢理にガラス管が突っ込まれ、コックが全開されると、冷たい浣腸液が情け容赦なく直腸に流れ込んで、心なしか下腹が腫れて参ります。「ああーっ」と切ない呻き声を漏らし、冷や汗を流して迫り来る便意と闘っている美少女の全裸姿をしばらく楽しんで下さい。

頃合いを見て、吊り下げているロープを緩め、少女の満幸を木馬の背中に叩き付けてやりましょう。徐々に高さを上げて行くと、ついには我慢の限界を超えて「ぎゃあー」という悲鳴と「ぶりぶり」という破裂音とともに、黄金色の糞便が木馬の背中にぶちまけられます。

そして、マリちゃんはどろどろしに汚れた木馬に跨らなければならないのです。木馬の背から溢れた大小便は、その下に広げられた真新しいセーラー服を黄色く染めてしまいます。

しかし残酷な責めはそれだけでは終わりません。足元のセーラー服にはガソリンが振りかけられ、火がつけられますと、乙女の小さな胸を膨らませたであろう、新調の制服はめらめらと燃え上がり、自らの糞便に染まった内股や足の裏を焦がします。

こうして、木馬責め、浣腸責め、焚き火責めに泣いた全裸の小娘は、木馬の上で気を失ってしまいました。私たちは、糞まみれになって泣き叫ぶこの責めを「黄金虫のブルース」と呼んでいます。では皆様は再度少女を吊り上げ、圧力を掛けた海水を噴き付けて、下半身の汚れを洗い流した後、息を吹き返した彼女に新たな責めを加えて楽しんで頂きたいと思います。

(続く)


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