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▼ 赤満幸猟奇譚 第18回 【ローズバージン】

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絵と文=大園喜八郎

秘密教団「赤満講」が、生け贄となった哀れな少女たちを使って荒ぶる神々を鎮める背徳と暴虐の歳時記。
ジャパニーズ・カルトの新境地!


【ローズバージン】

剃り上げし 土手を血染める 薔薇の苔

青尿災の最後のショウは西欧の魔女裁判や黒ミサの処刑法「薔薇の処女」にならって演出されるのであります。中世のヨーロッパにおいて、親たちが貧乏で悪徳牧師に十分な賄賂を貢ぐことの出来なかった少女は、いい加減な裁判で魔女の焼印を押され素っ裸にされた上で、大観衆の見守る中、広場中央の処刑柱へと引き立てられていきました。

ご覧下さい。これから少女が向かう柱には、何本かの蔓薔薇が巻き付けられ、深紅の花が哀れな美少女の血を求めて咲き誇っています。泣き叫ぶ美少女の小振りなバストとくびれたウエストにも、鋭い棘を持った蔓薔薇が巻き付けられ、力持ちの刑史の手によって強く締め付けられますと、真っ赤な血が絞り出されて純白の肌に幾つかの模様を描くのでございます。

さらに少女の股は大きく引き裂かれ、母親にさえ見せたことのなかった満幸を好色な観衆の前に晒しながら、処刑柱に括り付けられますと、新たな鮮血が背中からもポタポタと流れ落ちて行くのでございます。さて次の拷問は、少女の陰部を覆っている柔らかな陰毛に加えられます。皆様方はどうぞ中世の牧師になったつもりで少女の陰毛を一本ずつ引っこ抜いて下さい。大した痛みではありませんが、次第に露になってくる秘丘や割れ目を隠す術もなく、生け贄は鼻水をしゃくりあげながら、ひたすら泣くのでございます。

主だった毛を抜き去った後は、虫眼鏡と毛抜きを使ってどんな短い産毛をも取り去って下さい。完全にツルツルになったところで、皆様は手頃な薔薇の枝を鞭代わりに、思い切り少女の土手に叩き付けて頂きましょう。「キャアー」という厳しい悲鳴とともに、真っ白な皮膚は幾筋にも千切れて、真っ赤な鮮血が飛び散ります。

次に災壇(祭壇のことです)に供えられているローズワインを、少女の乳首から胸の谷間へと注いで下さい。ピンク色のワインは可愛い臍から下腹部へと垂れ、痛ましい鞭跡を伝って満幸を潤した後、ぽたぽたと地面に落ちていくことでしょう。アルコールが裂けた傷口に染みた時、少女はままならぬ両脚を必死にばたつかせて苦しみますが、皆様には少女の哀れな全裸開脚ダンスと、若い処女のホルモンのたっぷり染み込んだワインの味を満喫して頂けるものと存じます。

一通り薔薇の鞭打ちが終わったところで、楽しいゲームに入りましょう。ご覧の通り辺り一面は美しい薔薇の花園でございます。これから皆様に剪定(せんてい)鋏をお渡しいたしますから、花のついた枝を適当な長さに切り取って持って来て下さい。さて、私たちはあらかじめ生け贄の小娘に一番好きな花を選んでもらい、それを満幸の奥深くへ突っこんでおります。まずは何色の花か、その枝を引っこ抜いてみましょう。

おやおや鋭い棘が膣壁に食い込んでなかなか抜けないようです。「痛いよー、止めてえー」、あまりの激痛に少女はオシッコを漏らしてしまいましたが、やっとこさで血塗れの薔薇の花が現われました。ご覧の通り色は純白です。では、純白の花を選んだ方は前にお集まり下さい。順番に皆様が切り取った枝を少女の満幸に突っ込んで頂きます。その長さがピタリ少女の膣の長さと合った方を一番、以下ずれの少ない順に二番、三番と続きます。

では、一番の方からワイン塗れ血塗れのローズバージンを、柱縛り蔓薔薇巻き全裸大股裂きのままで抱いて頂きましょう。血塗れワインと同様、血塗れ涙塗れバージンの味もまた格別のことと存じます。

(続く)


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