絵と文=大園喜八郎
秘密教団「赤満講」が、生け贄となった哀れな少女たちを使って荒ぶる神々を鎮める背徳と暴虐の歳時記。
ジャパニーズ・カルトの新境地!
【コスモスの君】
コスモスや 四つ首枷も 痛ましく
黄肛災のもう一つのビッグイベントは撮影会です。撮影会と言っても、裏神道が行なうのはちょっと変わっています。美しい初秋の山や庭園を背景にするところは、一般の撮影会と変わりはありません。若くて美しい女性をモデルにするところも一緒です。ただ、違うのはそのモデルの少女が全て一糸まとわぬ素っ裸であり、かつ、様々の恥ずかしい姿で緊縛されていることです。
モデルは全部で十四匹、一匹にそれぞれ三人計四十二人(死に人)の信者がついて撮影に移ります。最後に各組の写真の展示会を行ない、SM写真の専門家に審査をしてもらって、最高点をとった組が優勝し、褒美としてモデルの女性のうち、好みの少女を数匹選んで、思う存分セックスを楽しめることになっています。
緊縛のスタイルには、引張型と屈曲型がありますが、引張型には大股開き、片脚吊り、案山子責め、駿河問い等があります。屈曲型には、胡坐責め、逆さ富士、碇固め(M字開き)、足枕等が挙げられるでしょう。美しい縛り姿として亀甲縛り、梯子縛り、残酷な例では鉄砲縛り、後ろ合掌や股縄緊縛、髪の毛吊るし等が有名です。
身体の上のほうからは、鼻責め、猿轡、口淫、舌いじめ、首輪があり、第二の生殖器である乳房にはクリップ責め、針通し、熱蝋垂らし、乳枷といったものがあります。腹部や臀部では鞭打ち、吹き針責め、棒叩き、胴締めが、手足には爪剥がし、算盤責め等が残酷なリンチとして挙げられるでしょう。
しかし、究極の女責めは、満幸と幸門に対する拷問でしょう。挿入する物には、張り形、こけし、バイブ、珍寶、動物(獣姦・虫類・爬虫類)、植物(大根・里芋・薔薇の花)、器物(蝋燭・電球)等があります。ラビア裂きや木馬責め、浣腸、排尿、飲尿もモデルにとっては、つらい責めです。
さて、このたびの撮影会で優勝したのは「コスモスの君」と名付けられた作品でした。モデルの定森美津子さん(仮名・×四歳)は、四つ首枷という厳しい体位で吊るされていました。
首と両手首つまり三つ首枷は多く見かけますが、これに足首を加えた四つ首枷は滅多にありません。身体の柔らかな若い少女でなければ、とても耐えられない姿ですが、それでも永くは持ちません。さらに、少女の満幸と幸門は見事に開帳して写真に撮られ、観衆に晒されて、死にもまさる恥ずかしさなのですが、隠すことはできません。
さらに、もう一つの責めは、黒竹の膣挿入です。弾力性のある黒竹の先端に、里芋の干した茎つまり太い芋茎(ずいき)縄を巻きつけて、美津子さんの膣に無理やり押し込んでいるのです。
四つ首枷の苦痛と、ずいき挿入による痛烈な痛みに耐えかねて、一糸まとわぬ裸身を揺り動かせば動かすほど、少女の幼い膣襞を芋茎に擦られて、その刺激はますます強く美津子さんを責め立てます。そしてこの哀れなモデルの悩ましい姿態と、不釣り合いなコスモスの美しさは、一段と写真の価値を高めていたのでした。
(続く)
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