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▼ 赤満講猟奇譚 第42回【落ち葉燻し】

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絵と文=大園喜八郎

秘密教団「赤満講」が、生け贄となった哀れな少女たちを使って荒ぶる神々を鎮める背徳と暴虐の歳時記。
ジャパニーズ・カルトの新境地!


【落ち葉燻し】

じんわりと 秘丘を燻す 落ち葉焚き

禅宗の僧侶の修行といえば、座禅、読経、掃除、炊事などです。裏神道にも同じように掃除の修行がありますが、全集との違いは、修行をするのが神官ではなくて、生け贄の少女なのです。どの社会でも、軍隊の新兵や学校の新入生など、新人は苛めの対象になりますが、裏神道でも捕らえられたばかりの幼い少女たちが苛めの標的になります。

まず、少女たちは素っ裸で寝なければなりません。敷き布団はありますが掛け布団はありません。その代わり二百ワットの電球に煌々と照らされて眠ります。寒くはありませんが寝姿を隠すことはできませんから、あまりの恥ずかしさに泣き崩れますが、もちろん許されるわけはありません。それでも昼間の重労働に疲れて丸裸でいるところを、鞭で叩き起こされます。

ここで鞭についてお話をしましょう。一番ポピュラーなのは革鞭です。太い鞭は恐ろしく見えますが、むしろ細いほうが激しい痛みを与えます。植物鞭には竹と木があります。竹はよくしなって「ピシッ、ピシッ」と楽しい(生け贄には残酷な)響きを発します。竹を折って簓(ささら)の一杯ついた鞭でしばくと、無数の棘が少女の乳房や尻肉に刺さります。

その痛さは尋常ではありません。しかし少女たちは真っ裸で縛られているため大声で泣く以外にどうすることもできないのです。木には薔薇と漆の枝があります。棘が刺さるのと皮膚がかぶれるのと、どちらも激しい苦痛を生け贄に与えます。

またこれは赤満講で使用されたことは今のところありませんが、もっとも激しいのは鋼鞭です。打つたびに皮は破れ、肉は斬り裂かれて、ときには骨まで達し、死に至ることさえあります。さらに鞭に高電圧を仕込んだり、熱線を埋め込んで叩いたところに電気ショックを与えたり、焼いたりします。

さて、全裸の少女を鞭で叩き起こして、真っ裸のまま、庭の掃除を言い渡します。寒さと恥ずかしさに生け贄たちは震え、鞭が空を切る恐ろしい響きに怯えながらも神社の境内の落ち葉をかき集めるのでした。ただし本当の責めは掃除が終わってからなのです。

生け贄の一人、小山智美チャン(×四歳)は拝殿の前の櫟(くぬぎ)の木からぶら下げられた荒縄に両手を縛られ、さらに片足を別の荒縄に縛られて引き上げられます。智美チャンの男を知らない綺麗な満幸は嫌でも引き裂かれて男衆の好色の視線に晒されるのでした。

次に周りの落ち葉に火がつけられますと、白い煙が智美ちゃんの裸体を包み、「ゴホン、ゴホン」と咽びますが、そのうち燃え上がってくると、脚や太腿が赤く腫れ上がって、全裸を晒す恥ずかしさよりも、炎に包まれる恐怖と激痛に智美ちゃんの泣き声は一段と高くなるのでした。

可哀想に、もっと厳しい責めが用意されているのを彼女は知りませんでした。手ごろな二本の竹筒が少女の膣に押し込まれ、その一方に火がつけられました。熱気は容赦なく少女の秘穴を炙ります。さらに別の竹筒はまん中を裂いて乳首を挟み、その両端にも火がつけられます。

智美チャンは周りの燃え上がる落ち葉と、満幸に突っ込まれた竹筒の炎、乳首を締め付ける竹筒の炎の三重責めに泣き、喚き、裸体をくねらせて、信者の眼を楽しませるのでした。さらに、火が消えた後、智美チャンに加えられるのは、多数の男たちによる輪姦であることは言うまでもありません。


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