絵と文=大園喜八郎
秘密教団「赤満講」が、生け贄となった哀れな少女たちを使って荒ぶる神々を鎮める背徳と暴虐の歳時記。
ジャパニーズ・カルトの新境地!
【雪女】
絵のモデル 白く震える 雪の朝
絵画や彫刻のモデルとして、裸の少女が選ばれることは皆さんご存知の通りです。また、キリスト教会に聖画が納められ、神社に縁起絵巻が祀られるように、裏神道においても、絵画が納められます。ただし、全て若い娘の拷問や処刑を描いた責め絵であることが、他の宗教と異なるところです。
一つは赤満鬼が清らかな処女の股を引き裂き、経血にまみれた子宮を掴み出して、おいしそうにしゃぶっている光景です。もう一つは青尿鬼が、娘の股を小刀で切り裂き、尿道と肛門に腕を突っ込んで血まみれの大腸を掴み出しますから、生け贄の少女たちはのたうち回り、泣き叫んで転がっています。どれも、まともに見ることが出来ない残酷な描写ですが、モデルを使って描いたものに間違いありません。
一般の絵画のモデルは、ときどき休むことも、長く続くときは家に帰ることも出来ます。ところがSM画のモデルは絵を描かないときも縛られているために、休みというものがありません。とくに片足逆さ吊りのときは、モデルにされていること自体が拷問なのです。その間、大小便の排泄も食事も睡眠も、縛られたままで済まさなければなりません。さらに恥ずかしい姿を多くの男たちの眼に晒さなければならないのです。
もっとも、緊縛されたままで放置すると、鬱血を起こして、ときには壊死にいたる恐れもあります。したがって部分的に縄をゆるめて摩擦することがありますが、ヌードモデルにとっては、半殺しの厳しい責めであることに代わりはありません。
中でも、季節が冬に近づきますと、全裸を晒すことは、酷寒地獄に他なりません。しかも、寒風吹きすさぶ庭で製作が行なわれるのですから堪りません。ただし、暖かい部屋の中で絵を描く信者たちには、若くて美しいモデルが恥ずかしさに泣き寒さに震えて、「あったかいところに入れて下さい」と必死になって哀願するのが楽しくて仕方がないのです。
生け贄の一匹、「百瀬さなえチャン(×五歳・仮名)をヌードモデルに絵画教室が開かれて三日目になります。さなえチャンは庭の松の木にぶらさげられていますが、ご覧の通り自分の身体どうしが絶対に触れないように縛られています。これは身体が触れることによって温かく感じるのを防ぐ縛り方で、代表的な寒冷責めのスタイルです。この姿勢で冬の夜を過ごしたさなえチャンは息も絶え絶えで、寒さに震えていますが、もっと恐ろしいことに朝から降りだした雪が容赦なく素っ裸の処女に襲いかかっていることです。
可哀想に、さなえチャンは浅ましい姿のままで、がたがた震えながら小水を噴き出しています。失禁が終わったならば、皆さんは彼女の陰部をめがけてホースの水をぶっかけて洗ってやって下さい。そして写生を続けるのです。責め絵が完成したならば、品評会を開き、一等から順番にさなえチャンの満幸に射精をして、雪女の写生(射精)会を終えたいと思います。
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