花嫁奴隷〜渚〜【35】
夢中で上半身をくねらせていると、竜二が一層興奮した様子で今度は渚の胴に抱きつき、乳首のみならず、乳房全体から首筋までをベロベロと舐め回してきた。
「オッパイおいちぃ、渚ちゃんの汗もおいちぃ……」
そう言いながら背中に回した腕を尚もきつく締め上げてくる。
油っこい髪の毛が渚の顎の下で小刻みに揺れていた。
「ひぃぃぃやぁぁぁぁぁっ」
悪寒が走る。
しかし一方では頭の芯がジーンと痺れ、意志とは関係なく、手の指から爪先までが一直線に伸びた。
竜二の顔が、舌で渚の皮膚をなぞりながら、みぞおち、臍、下腹部へと下りていく。
「もう嫌! 許して、お願い!」
渚が太腿をよじり合わせて叫んだ。
しかし竜二の舌はすでに脚の付け根に深々と侵入し、先端が秘裂をしっかりと捉えていた。
さらに、尻を掴んだ右手の人差し指が肛門を穿ち、第一関節までめり込んでいた。
渚の目が裏がえり、白眼を剥きそうになる。
二チャ、ニチャ……と湿った音が鳴っていた。
渚の身体が完全に宙に浮き、足の指が反り返っている。
ひとしきり渚の下腹部に顔を埋めていた竜二が一旦、口を離して上目遣いで言う。
「ようやく、濡れてきたみたいだねぇ、渚ちゃん。だけど……ここまではみんな同じ。濡れてるくせに、私のすることを嫌がるだろ? 花嫁になるのにそんなのおかしいよね? 脳内麻薬を出して自分をごまかしているのかな? それじゃあ私は納得しない」
だから――と、バケツに入ったずいきに目をやり、渚の肛門に入れていた指をしゃぶって続けた。
「心も身体も完全に調教しなきゃいけない」
竜二はそう言って渚の目の前でもう一度指をしゃぶって見せ、「すっごく気持ちいいから、ウンチとか洩らしちゃうかもしれないなぁ」と唇の端を吊り上げた。
(つづく)
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