花嫁奴隷〜渚〜【36】
腕の感覚がなくなっていた。
一旦、床に下ろされ、仰向けに寝かされた後も、渚の両腕は頭上に挙げた形のまま、床に設置された鉄の輪に固定されていた。
秘唇が天井を向き、脚を大きく割り開かれている。
いわゆる「まんぐり返し」の格好である。
「大人しくしてればすぐ気持ちよくなるからね。アソコにスタンガンを突っ込まれるなんて、嫌でしょう?」
そう言われては微動だにすることもできない。
渚は屈辱と不安を噛みしめたまま、じっと天井を見つめていた。
耳の後ろから垂れた脂汗が首筋を伝う。
そのじれったいような感触を毛穴の一つ一つで感じていた。
さて――と、渚を拘束し終えた竜二がバケツに手を突っ込んで言う。
「いよいよ、渚ちゃんが私の花嫁になる瞬間が近づいてきたね。これを入れたら、もう今までの渚ちゃんはいなくなる。いつもアソコを濡らして、涎を垂らして、私の言うことを何でも聞く理想的な妻になるわけだから、私は嬉しい。ほら、ご覧」
ずいきを両手で掴み、渚の身体の上で絞った。
ひと晩かけてずいきに浸み込んだ粘液がドロドロと滴り落ちる。
「あっ」
長い糸を引くそれが渚の胸に不気味な紋様を描いた。
白い肌が見る見る染め上げられていく。
(つづく)
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