花嫁奴隷〜渚〜【50】
「んこっ……んかかぁっ……」
腐臭のためか、粘膜を刺激された痛みからか、渚が呼吸困難に陥ったような乾いた音を口から迸らせてのけ反った。
「おぉ、まさに豚だねぇ。畜生の嫁にはぴったりだ。なぁ、畜生よ」
鏡越しに竜也を振り返った竜二の目がギラギラと光っていた。
「お前らをな、結婚させてやるよ、あの世で。俺を裏切った報いを受けさせてからな」
竜二の手に、壁にかけてあった一本鞭が握られた。
太い腕が唸りを上げて鞭の先端が風を切る。
「っつあうぅっ!」
渚の胸元が弾け、ウェディングドレスの切れ端が舞った。
裂け目から乳房がまろび出て、その滑らかな皮膚に紫色のミミズ腫れが浮き上がる。
さらに竜二が×印を描くように腕を振ると、渚の右肩と腹の一部が剥き出しになり、そこにも野太い隆起がうねくった。
目の焦点を失くした渚が胸を喘がせて「ハッ……ハッ……」と呼気を吐いた。
爪先が床を掻き、天井のレールに連結した滑車が前後する。
「兄さん! やめてくれ!」
叫ぶ竜也を尻目に「だから、やめるわけないでしょって!」と、尚も鞭が乱れ飛ぶ。
ドレスのスカートがぼろ布のように垂れ下がり、渚の秘部の陰りが露出した。
竜二が鞭の先端を渚のクレバスにこじ入れて甲高い声を上げる。
「ここで! この穴で! 浮気したんでしょうが!」
鞭がしなり、赤剥けたクリトリスが奇怪な角度で飛び出した。
(つづく)
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