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▼ 〜堕落妻・律子〜【17】

〜堕落妻・律子〜【17】


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「置き屋に落ちた恩師の妻(大洋図書)」より
脚本=竹中ハモニ
著者=芽撫純一郎

〜堕落妻・律子〜【17】

Nが続けた。

「そう、学生もはっきりと気づいたのだと思います。いや、もっと前から直感していたのかも知れません。恩師の妻は、こんなふうに蹂躙されることを望んでいたのだと――」
「違うっ、違うわっ」

律子が汗だくで喘ぎながらも否定する。しかし、全身の細胞が快楽の虜となって狂おしくざわめいていることは隠しようもない。

「無理すんなって姉ちゃん。本気で抵抗しようと思えばできたはずだろ? 死ぬほどいやなら最初の段階で旦那に打ち明けていたはずだぜ」
「そ、そんな……つあぁっぁっ」

花岡が肉裂に指を差し込み、鉤状に折り曲げて膣の天井を突き上げていた。そうしながら片腕を上げて乳房を揉みしだき、舌先を肌にチロチロと這わせながら頭を下半身から上半身に移そうとしている。

「そうです、そのまま続けて下さい。学生はブラウスを引き裂きました。そしてこの淫乱女の乳房を夢中で揉み込み、しゃぶりつきました。ちょうど今と同じように。乳首は固く尖り、旦那の教え子の指と舌で思うさま嬲られることに喜悦していました」
「へっ、そりゃたまんねぇシチュエーションだなぁ。しかもベッドには旦那の匂いも染みついてたってんだろ? 怖いねぇ、女ってのは」

律子の胸元まで頭を引き上げた花岡が、たっぷりと乳首を舐め転がした後、首筋に舌を当てて一息に耳の裏側まで舐め上げた。

「うあっ……はあぁぁぁ」

律子がのけ反って吐息を迸らせる。
花岡はさらに律子の唇を奪い、泡立った唾液を流し込みながら、下ろしたままの片手でGスポットにバイブレーションを与え続けた。
律子の足指が丸く縮こまり、額からも汗が流れ落ちる。

「いひいぃぃぃぃっ」

艶声をひと際高く放って全身の筋肉を強張らせると、そのままガクガクと痙攣した。しかし花岡はしっかりと取りついて離れない。

(つづく)


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