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▼ 母娘陵辱残酷絵巻・花嫁崩壊〜【21】

母娘陵辱残酷絵巻・花嫁崩壊〜【21】


「花嫁崩壊(大洋図書)」より
脚本=雪村春童
著者=芽撫純一郎

母娘陵辱残酷絵巻・花嫁崩壊〜【21】

「お嬢さんよう、これ以上頑張って何になるっていうんだ? そのうち、あのババアみたいにどうかなっちまうぜ。そんなにまでして何を守る? 貞操か? だったらもう滅茶苦茶じゃねえか。フィアンセだってアンタのその体見たら尻尾巻いて逃げ出すぜ。写メなんか送るまでもねぇ。俺に屈伏しないからって、アンタが得るものなんか何もねぇはずだろ? ただ傷が増えていくだけだろうが」

「こんなふうによ」と、男がポケットからナイフを取り出し、茜の尻に刃を当てた。
一旦、右手でナイフを持ち直し、左手で茜の尻の肉を掴み上げる。

「いいよ。やっぱり俺には無理やりが似合いだ。アンタが綺麗だからつい妙なこと言っちまったが、どうしても嫌だってんなら勝手にヤラしてもらうぜ」

肉にナイフで切れ目を入れて傷口にペニスを挿入する、それが男の嗜好だった。
息をつめた茜が、目を閉じて、痛みに耐えようと全身を緊張させた時だった。

キッチンカウンターの陰から飛び出してきた何かが男に衝突し、男ともつれ合って倒れた。

「うがぁっ!」

男が苦悶の声を上げ、「てめぇっ」と何者かの上に乗って拳を振り下ろした。
いつの間にか姿を消していた若い男が、顔面を殴られながら、片手に持った包丁で応戦しようもがいていた。

獰猛な顔の男の脇腹が、ぶつかった時に刺されたのか、すでに赤く染まっていた。

「馬鹿が! 血迷いやがって!」
「パパはここまでやれとは言ってない! 僕たちもう、人生終わりじゃないか!!」

二人の腕が激しく交錯し、若い男が「僕がお前たちを殺して自首する。これは正当防衛だ」と、金切り声を上げて包丁を振り上げた。
瞬間、獰猛な顔の男が片手に持っていたナイフを一閃させる。
茜の顔に血しぶきが飛び、視界が遮られた。

「くそったれ……」

空気がわななき、茜が目を開けると、獰猛な顔の男が脇腹を押えながらフラリと立ち上がり、血に濡れたナイフを尚も握りしめたまま歪んだ笑顔を振り向けていた。

「こうなりゃ意地でもヤラせてもらうぜ」

男がそう言って足を踏み出す。
その刹那、ふいに現われたもう一つの影が、弾丸のように男の背後へ飛び込んだ。

(つづく)


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